お米探求:佐賀県産コシヒカリ

※個人的な感想、次回購入検討時の備忘録です

佐賀上場コシヒカリ

JAさが 佐賀米|うるち米|七夕こしひかり|上場こしひかり

定番コシヒカリをまだ試していなかったので、棚田でとれたという佐賀県産をチョイス。棚田は元来の水田耕作手法で、水の管理がしやすいことから江戸時代以前までの主流。江戸時代以降は大規模な治水や灌漑などで平地や沼地を「新田」化し、大規模耕作に移行。その後も機械化が進むなか人手しか使えない棚田は消滅の危機にあり貴重なのです。

お米の方はまず炊き上がりがかなり硬く、水分が少ない状態。実はこれで分かったのですが水の量の問題ではなく、炊いたときの蒸気がコメの中に閉じ込められているとそうなるのでした。なので米自体はふっくら柔らかで、なにより凄いのは時間がたっても乾燥しにくい、ぱさぱさにならないこと。タッパに入れて保存しても水分が結露することないからいかに外に水分が逃げないかよくわかります。

一方で味のほうはとてもニュートラルで、くせのないサッパリした味。なんにでも合うし、むしろカレーなど味の濃いものと合わせたい感じ。