約1年ぶりとなるTM NETWORKコンサート。前回の2daysは初日のみ参加、しかし2日目も気になり慌ててライブシネマで参加。ライブシネマだと会場が静まり返っていて、どうにもノリ切れないので今回は2daysとも参加です。
【昨年のコンサート記事】
▼TM NETWORK CONCERT -Incubation Period- 初日行ってきました ([の] のまのしわざ)
▼TM NETWORK CONCERT -Incubation Period- 後編行ってきました ([の] のまのしわざ)
【セットリスト】Opening
Children of the New Century
IGNITION, SEQUENCE, START
TK Solo
BEYOND THE TIME
human system
Here,There & Everywhere
Green days 2013
CAROL組曲
Just One Victory
一途な恋
DIVE INTO YOUR BODY
COME ON EVERYBODY
Come on Let's Dance
Be Together
GET WILD
Dawn Valley
Resistance (初日)/ I am(2日目)
Love Train
Ending(Fool On The Planet)
今回のコンサート、5月に行われる予定だったのが、ボーカル宇都宮隆の手術療養のため2ヵ月延期。そういう事情もあって非常に心配だったのです。どれくらい心配だったかというと、もうこのコンサートがTMの最後ではないか、というくらいに。
TMメンバーが加齢して大病を患うのと同じくらい、ファンである我々も加齢して魂の入れ物である肉体は日に日に衰えています。多少世代が若いですが50近くなった肉体、こうしている間にも老化は進んでいます。
ただこの現実に毎日目をそらしながら生きているし、実際問題日々の生活ではなかなか認識しにくいです。しかしこうして大病、手術といった現実を目の当たりにして改めて気付くのです。我々はもう「死に直面している」ことを。
縁起でもない、と言われてしまいますが、ウツに限らず小室さんも肝炎を患っていたことを告白しており、いつなんどき何が起きるかは分からないのです。
だからこそ今を大切に、チャンスを逃してはなるまいと必死になってコンサートに2daysとも行くわけですね、後悔しないためにも。
そんな不安をかかえながらコンサートをみると、とにかくやきもきします。なぜならウツはなかなか出て来ない、演出的焦らしを超えて、もはやなるべく体力を使わないようにしようという配慮ではないかと思うくらい。途中のコント、いや小芝居、いやいやCAROL組曲ではウツはいるのに歌わずに外人さんが英語で歌いあげるという、なんともいえない微妙な雰囲気。初日は特にそういった不安を抱えていたので余計に心配になってしまう成り行きでした。
Dinerに場面を移してからは本来のTMらしいナンバーとなり、ウツも元気に歌いあげてくれてくれたので安心しました。
2日目はすでに演出も分かったのでそういった不安もなく、またより軽快に動いていたような気がするので少しは調子が出てきたのかなと、あの独特の奇妙な踊りは健在です。
それにしてもMCゼロ、小室さんでずっぱり、曲はEDMアレンジでまた新鮮。Get Wildがコッテリな89ではなく、素のもののEDMアレンジだったのが印象的。ところでEDMってなんだろ?
DRESSのような、EDMアレンジで名ナンバーをremixしたアルバムをまた出して欲しいですね。
【Amazon】 DRESS
さて今回物販が予想以上の売れ行き、見る見るうちに売り切れ続出。私は「永遠のパスポート」が欲しかったのですが、30分で売り切れたということで入手できず。
▼「永遠のパスポート」収録アルバム
【Amazon】 CHILDHOOD'S END
「永遠のパスポート」はPASSPORT CONTROL(入国審査)ブースでスタンプが押せたということで、本当に悔しいです。なんかこういうスタンプラリー的なのって、やっぱいいですよね、夏休みのラジオ体操的で。Perfumeもやるといいのになあw アラフォー世代の購買力が凄いのか、昨年余り物販が売れなかったのでコンサバにしすぎたのかは分かりませんけど、次回物販はたっぷりと用意して欲しいところです。
来年はデビュー30周年、今回のパンフレット(調査報告書、ストーリー)によれば来年で任期満了。地球に調査にきた異星人TM NETWORKは本国に戻るのか、はたまた地球に留まるのか。終了宣言から20年、またこの行き先が気になりますが、人間である以上寿命があります。メンバーもそうですが、自分の健康体力、寿命もいつどうなるかなんて分かりません。この先10年、20年と永続することがないことを考えれば、楽しめるうちに楽しんでおかないと。来年の仕掛けも楽しみです。