「2012年 JAF全日本ジムカーナ第7戦 in もてぎ 観戦レポート(1)」の続き。
トヨタ86・スバルBRZはジムカーナ競技で実際どうなの?
今年デビューウィンを飾った山野哲也選手のスバルBRZ。
PNクラスではポツポツとBRZが参加しています。
山野選手もその後は苦しい戦いを強いられていますが、今回のJAF全日本ジムカーナ選手権第7戦はどうだったでしょうか?
(2本目)
今回はじめて走行しているのを見ましたが、とにかくパワー不足。他のマシン、Z34やシビックタイプR(4ドア)が軽快なエンジン音をさせて加速するのに対して、モッサリとしています。しかもタイヤ幅が狭いのでGがかかっていくとどうしても外に出て行ってしまうのも難点。
それでも名手・山野選手の華麗なドライビングでタイムを削って行く様はしびれますね。ほとんど舵角あてず、ウルトラスムース。
360度ターンも小さくまとめるものの、その後の立ち上がりが苦しいところ。これだけ直線が長いとどんなにスラロームがいいとしても、やはり厳しい戦いのようです。
勝負に勝つ、という観点でいえばZ34の方が有利というのが現在のところ。とはいえ2.0Lと3.7Lが同じクラスってのもなんというか、きついものありますね。いっそのことトヨタ86/BRZ限定クラス作ってしまって競うというのもアリじゃないですかね。ヴィッツレースならぬ、86/BRZワンメイクジムカーナ。
とにかく見た目が「カッコイイ」「速そう」というのはモータースポーツの原点ですからね。多少遅くとも5ドアのお買い物車よりやる気も見る気もアップするというものです。
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