四国・愛媛県松山への旅路(2):特急いしづち

四国・愛媛県松山への旅路(1):サンライズ瀬戸 」の続き。坂出でサンライズ瀬戸を降り、特急いしづちを待ちました。

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いざ来てみると、、、え、2両編成!

私の指定席は先頭車両。ホームの一番後ろ側にいたので、慌ててかけよりギリギリのれましたが、びっくりした~

しかも後ろがスッパリ切れた、なんというか特急らしからぬフォルム。と思っていたら、これは他からやってくる特急しおかぜと宇多津駅で連結するとのこと。

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これが先頭車両。しかし考えてみれば特急しおかぜの方はスパッと切れた通勤列車みたいなのが先頭車両でこれまで走ってきたわけなので、なんとも違和感がありますね。こうやって連結してようやく本来の姿になれました。

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車内は落ち着いた色彩でなかなかくつろぎ快適空間でした。とにかくお客さんが少ない・・・自由席でも余裕でしたし、右側がみたかったので自由席に移動して車窓の風景を楽しんでました。

一応私の生まれは香川県高松市。とはいえ幼少のころで記憶はなく、その後四国にきたのは大学時代に1回だけという有様。事実上今回は初めての上陸となります。四国、瀬戸内は独特の土地柄で山も海岸線もほとんど自然の地形のままで、風景をとても楽しめます。遠くに見える山の上に天守が見えたりと、あちこちにお城がありそうで、これも今後の研究対象ですね。

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よく車窓から石垣文化を探っているのですが、瀬戸内は石垣のいい石がとれたといわれているのですが、民家の中に石垣を見つけることはほとんどできませんでした。これが北九州から山陽だと結構水田、棚田にみつかるのですが、これは稲作が発達していなかったことと関連するのでしょうか。これも今後じっくりと探りたいです。

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逆に目立ったのが造船業に製紙工場などの第二次産業。海は青くとてもきれいですが、ひっきりなしに大型船が行きかってました。

特急いしづちの先頭車両はとんがっているため、運転席がとても広いパノラマ的になっています。ここに客席があるといいのになあとも思ったのですが、どうでしょう。見ての通り、予讃本線はそのほとんどが単線となっています。

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ここで突然緊急停止。踏切にクルマが立ち往生していたということです。無事クルマは自力で脱出したので問題ありませんでしたが、こういうのを生で見れるのは初めての体験。

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そうこうしているうちに松山駅に到着。2時間は長いなあと思っていたのですが、意外にも車窓で楽しめてあっというまでした。

お次は松山市電です。

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