府中郷土の森公園内、交通遊園でSL D51、電気機関車 EB10を見てきた

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府中郷土の森公園にあるという交通遊園にいってきました。売りはSL D51などの展示。

交通遊園 府中市ホームページ

いわゆる交通公園で信号機が設置され、交通ルールを学ぶ公園となっています。が。

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昔懐かしい、足こぎ自転車で爆走する子供たち。信号なんてみちゃあいません。

横には専用のゴーカートコースもあります。

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昔ながらのエンジンゴーカートの他、最新鋭のEVゴーカートも。

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速度はどちらも似たようなもの。EVゴーカートはシートベルトつけてとか喋るし、エンジン音の代わりにエンジン音風の効果音を再生するし、まあ雰囲気はあるのですけど実感が伴わないというか。無音じゃダメなのかな。

シフトアップしてないのにシフトアップしたようなエンジン音がします。ちなみに左側、子供が操作するハンドルはダミー。基本的に右側に乗っている大人だけが操作するタイプ。

エンジンゴーカートはハンドルが左右でつながっていて、どちらでも操作できるタイプ。子供が急ハンドルを切るので危ないったらありゃしません。これでは全然交通教育になりませんよ。

さて今回の目玉は交通遊園の中にひっそりと置いてあるビンテージな汽車たち。

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都電6000型、いわゆる「ちんちん電車」。

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ヘッドライトは1つ目で、しかも白熱球がそのまま使われるタイプ。100Wくらいということでしょうか。

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レトロな感じでいいですね。乗降口は左右、前後の4つあります。

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D51、通称「デゴイチ」

国鉄D51形蒸気機関車 - Wikipedia

D51形蒸気機関車(D51がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計、製造した、単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車である。

主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産されたこともあって、その所属両数は総数1,115両に達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。この記録は現在も更新されていない。

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動輪は4つ。ちなみに動輪の数でD=4つ、C=3つ、B=2つと区別しています。999で有名なC62は動輪3つです。

999号 - Wikipedia

999号は、銀河鉄道の運行列車の中では最速の特急列車(銀河超特急)として設定される。999号を牽引する動力車はC62形蒸気機関車と同じ外見をしている。客車はスハ43形、またはオハ61形を模している[1]。基本的に客車の数は決まっていないが、概ね9両から15両で構成され原作の後半と劇場版では、最後尾に展望車が連結されている。TV版では車種を問わず最後尾まで同じ外観の車両が使用されている。また作品中では999号はしばしば外部の攻撃を受け、損傷した車両をその場で切り捨てたりしているが、物語が進むにつれ編成がだんだん短くなっていくということはない。

たまに戦闘車両を連結したりしてますからね。そんなときに車両は補充するのでしょうか。宇宙戦艦ヤマトの第三艦橋やうる星やつらの友引高校と同じで、いくら爆発しても復活します。

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運転席まで入れます。ボイラー室に石炭を手でいれて2000馬力オーバーを発生するというのだから、スチームってすごいですね。

実際のSLの走行風景はこちらでどうぞ

SL人吉:肥薩線は全線開通100年!19世紀のハイテク蒸気機関車と20世紀ハイテクの戦い ([の] のまのしわざ)

このときSLをはじめてみましたが、ど迫力ですね。

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昭和14年製造。約72歳です。

・・・

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こちらは電気機関車EB101。もともと蓄電池式電気機関車AB10をベースに電気機関車 EB10に改造されたもの。つまりもともとEVだったということです。

国鉄EB10形電気機関車 - Wikipedia

AB10形は1927年(昭和2年)に2両製造された蓄電池機関車である。同年に東北本線の貨物支線(通称、須賀線)として開業[1]した王子 - 須賀間2.5km、および王子 - 下十条(現在の北王子)間1.2kmで[2]使用するために製造された。須賀線は全線が東京市王子区(現在の東京都北区)にあり、須賀駅で大日本人造肥料(後の日産化学工業)などの側線と接続していたが、途中には陸軍の火薬製造工場[3]があり、その側線も接続していた。

蓄電池機関車を導入した理由としては、架線と集電装置の間に生じたスパークによる引火の危険性を考慮[4]したことや、線路が王子電気軌道(のちの東京都電)と平面交差していたためといわれるが、結局、須賀線は1931年(昭和6年)には電化され、AB10形も電気機関車に改造された。

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特徴的な凸形で、運転席も前後ろ関係なく操作パネルが横についてます。室内は殺風景そのもので必要最小限、車両のほとんどが蓄電池で占められていたことが凸形につながったのでしょう。

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EB型になったときに追加されたと思われるパンタグラフ。パンタグラフがついたことで蓄電池は不要となり、普通の電気機関車となったわけですが、そうなるとあまり存在理由も高くなく。2機作られたのみでした。

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この他、消防車の展示もありました。

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郷土の森では昔ながらの建物があり、プラネタリウムもみられるので、合わせていくと1日楽しめます。

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府中市郷土の森博物館[府中文化Net]

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