ギガジンからの挑戦状? ラジウム・ラドン温泉は本当に安全なのか

写真がたくさん、記事が長いギガジンさんはスクロールするのがとても大変、人差し指が疲れるから普段は見ないのですが、ちょっと気になる記事があったので久々に読んでみました。珍しく記事も短くよくまとまっていましたし。

放射能泉である「ラジウム温泉」はなぜ安全なのか - GIGAZINE

そのため、福島第一原発で起きている事態によって空気中の放射線量が増えて健康が増進するとかそういうことはありませんし、環境放射能の値が増えて「むしろ健康によい影響を与える」などというのは原理的に考えてありえない、ということです。全くの別物です。

私が書いた記事に対する挑戦?(笑)

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【ボンパレ風バナー「今、放射線数値高かったんでしょう?(実はこの温泉の数百分の1以下だなんて言えない…)」】

ちょっとの被ばくは健康にいい? ラジウム・ラドン温泉は通常の40,000倍の放射線 ([の] のまのしわざ)

たとえ何倍であろうとお酒でいえば飲みすぎにならない程度のものであれば特に脅威にはなりません。かえって健康によい、ということもあるかも。

ギガジンさんはラドンはアルファ線で透過力が弱いことや、半減期が短いことで安全だという論旨のようですが、本当にそうなのでしょうか?

原子力資料情報室(CNIC) - ラドン-222

生体に対する影響

天然に存在する放射能による被曝の中で、ラドンによるものがもっとも大きくなる恐れがあると考えられるようになっている。
ラドンによる内部被曝よりも短寿命放射能の影響が大きく、特に吸入した粉塵に付着した放射能から放出されるアルファ線が問題になる。10,000ベクレルを吸入した時の実効線量は0.065ミリシーベルトとしている。
肺の内部被曝がもっとも重視されている。以前からウラン鉱山で働く労働者に肺がんが多発していることは指摘されていたが、欧米では1970年代以後に一般家庭でのラドン被曝の影響が議論されるようになった。時には、ウラン高山周辺に近い高濃度になる。日本でも、この問題に対する対応が進みつつある。

ラドンは危険なんです!(笑)

しかも自然界の中でもっとも気をつけなければならない被ばく、とされているのです。

一方で温泉の効能や周辺住民のガンの発生リスクが1/2になっているという研究結果も発表されています。ですから繰り返しになりますが、

ちょっとの被ばくは健康にいい? ラジウム・ラドン温泉は通常の40,000倍の放射線 ([の] のまのしわざ)

我々は知っている範囲でしか分からないわけですから、すべてを知り尽くしているとしてなんでもかんでも危険、危険と考えるのは、その考え方自体が脅威かもしれませんよ。

という持論に至るわけです、はい(笑)