大好評、ミニ四駆の全シャーシを作るシリーズ。
今回は今も人気の高いスーパー1の正統な後継となる新シャーシ、スーパー2シャーシを作ってみました。
▼ミニ四駆(スーパー1シャーシ)の作り方:ファイターマグナムVFX ([の] のまのしわざ)
会場先行発売されたものと、現行(改修後)モデルでは多少違いがあるので、今回それも含めてご紹介しましょう。
(参考リンク)
【改修前後比較】
中身は一見しただけでは区別がつきません。
大きな変更点をピックアップすると、まずフロントギアカバー。
爪の向きが変更となり、リブが入って補強されています。
爪の向き変更にともない、シャーシ本体にも手が加えられています。
リアのギアカバーも同じように補強のリブが加えられました。
スイッチはヒゲが大きくなりました。これは補強というよりも外れにくくするためのもののようです。
モーターマウントも少し形状変更が入っています。これはどんな効果があるのかは不明。
端子があたる部分が埋められています。
ということで、改修後の現行モデルの製作に入ります。
【スーパー2シャーシの製作】
この時点でプロペラシャフトのピニオンが多少伸びて、後ろの壁に接触していたため、樽型に削り加工したものに交換。これにより多少回転がスムースに。
ホイールは仮留めのため本番ホイール(緑)ではなく、ワーク用を使っています。
ここまでは結構普通なのですが、問題はここから。
カウンターギアの装着方法が新機軸。VSなどは穴があってそこに斜めから入れて、片側は置くタイプでしたが、今回は両側とも置くタイプになっています。ギアカバーで押さえようという設計のようです。
ギアカバーを装着。これでカウンターギアとモーターマウントが固定されます。
次のパーツは謎のA-10パーツ。
モーターの後ろに入れるのですが、グラグラで何も固定しません。なんの狙いなのか、今のところ誰にも分かってないそうです。なので気にせず装着しなくてもいいそう。
回転式スイッチ取り付け。MS軽量センターシャーシのような感じ、ツマミでしっかりと回転させることができます。
フロントギアカバー装着。スイッチONの状態だとこのように端子が前にでてきます。
純正リアバンパーを装着。2点留めで随分としっかりとしており、ねじり強度もあります。
仮でボディ装着。
さてこれで完了なのですが、A-3パーツが余っています。謎の余りパーツ、実はとても重要な役割が。
A-3パーツは中央部のゲタにつかい、マルチワイドプレートなどの装着時に必須のものです、とtwitterで教えていただきました。なんでも捨てる人続出で、結構後になって困るとのこと。私も全然気づきませんでした。ご教授ありがとうございます。
慣らしで回してみたところ、まあまあの回転音。多少モーターを固定するところがグラグラ、ギアカバーがモーターをしっかりと押さえないために、バックラッシュがずれやすいのが難点のようです。
前後バンパーはしっかりしていて、拡張穴もたくさんあり、なかなかポテンシャルがありそうです。とくにフロント側はバンパーに対してシャーシからリブが伸びる形で補強がされていますし、リアの2点どめバンパーは結合部分を含めねじり剛性がとても高いです。その分センターが負けそうですけどね。
2月の耐久レースはスーパー2シャーシクラスがあるというので、ネオチャンプ導入と同時に耐久デビュー目指してセットアップしていきたいと思います。
p.s. ネオチャンプ耐久マシンはモーター選択で悩み中…