東京オートサロン2011で、新型メガーヌ ルノー・スポールを見てきました。
▼RENAULT JAPON | MEGANE RENAULT SPORT(スペシャルサイト、音がでます)
噂どおり、これはかっこいい!しびれるデザイン。
この先代モデル、5年前に試乗にいっています。
メガーヌ ルノー・スポールに乗ってみた ([の] のまのしわざ)見てくださいこの奇天烈なデザイン。私たちの常識を逸脱しています。しかしです、よく見慣れてくるとなんかカッコイイ。特にこのメガーヌ・トロフィーを見たあとでは、アリかも?と思わせる説得力を持っています。え、ダメですか?そうですか。そんな方はご縁が無かったということでサヨウナラという位割り切ったデザインです。
そうなんです、デザインが賛否両論。あまりにも奇抜すぎて、どうにも割り切りが難しかったのですが、今回のは文句なしにかっこいい!
前からみても、
後ろからみても、
真後ろからでも、
真横からでもカッコイイ。つまり、
全方位でカッコイイんです。これはルノー、やりましたよ。
しかもカッコイイのは外側だけじゃないんです。
くわっ、レカロのバケット!
黄色ステッチの本革ステアリング!
黄色のタコメーター!
マルチインフォメーションディスプレイ!
ここにはエンジン状態、ブーストなどの表示だけでなくなんとG表示や0-100km/h計測、ラップタイム表示までするというキワモノ。しかもスロットルコントロールも調整できるんです。つまり、
・後付けメーター
・Gセンサー
・ラップタイマー
・スロットルコントロール
の走るために必要な4機能がオールインワンになっているんです。くわっ。
間違いないです、確信犯です。彼らは本気で走ることだけを考えてます。ミッション?もちろん6MTのみですよ。
そしてその本気を支えるのがエンジン。
2.0L DOHC 16バルブ ツインスクロールターボは250馬力、350Nmを発揮。前モデルと形式は一緒ですが、大幅に手を入れてパワーアップしています。
そしてこれを支えるのがサスペンション。フロントはダブルアクスルのストラットで、オールアルミ製。
本気だ!
リアサスペンションはトーションビームとの話ですが、ブレーキはBrembo製。しかもでっかい。それもそのはず、タイヤが標準で18インチ、オプションで19インチです。
シャーシはよりスポーツよりの「シャシーカップ」を導入し、ヘリカルLSDが標準装備。
いや参った、こりゃカタログスペック完璧ですよ。
いままでカタログだけでしびれた車といえばホンダのタイプRですが、こちらはそれ以上。なにより質感が違う(涙)。値段も多少高いですけど、これだけの内容で300万円台は十分見合うでしょう(385万円~397万円)。
あとはもう、実際の走りを確認してから判断するよりほかはありませんね。
ルノーの日本導入モデルはよりスポーティな方向に振ってきており、メガーヌだけでなく、クリオ、トゥインゴにしてもスポーツモデルが用意されています。ミニバンみたいなカングー BE BOPにしても5MTマニュアルのみ、というもはや行きすぎ感があるほどのスポーツラインナップ。
今年はこのフレンチスポーツ、いかほどのものか確かめるべく試乗にいきますよ。
その第一弾は2月を予定。レポートにぜひご期待下さい。
追記:ルノー試乗記はこちらから↓