カーオーディオもずっとソニーを愛用してきたのですが、カーオーディオ市場からすでにソニーは撤退。そのため iPod ダイレクト接続が可能なヘッドユニットへの交換、今回ケンウッドとなりました。
↓以前愛用していたソニー・カーオーディオ
▼カーオーディオ CDX-MP30XからCDX-R5510へ ([の] のまのしわざ)
↓今回導入したケンウッド iPodダイレクト接続対応カーオーディオ I-K77
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すでにAUX入力で iPod/iPhoneを使えていたわけですが、「USBダイレクト接続」が流行しヘッドユニット側で iPodが操作ができるのが便利な世の中に。そして以前お借りしたスマート フォーツーにはアルパインの iDA-X305Sが標準装着されて、非常に使い勝手が良かったので気になっていたのでした。
iPod/iPhone対応 1DINカーオーディオまとめ ([の] のまのしわざ)スマートに採用されたALPINEのiPod/iPhone対応カーオーディオの操作性がよかったので、購入検討のため調べてみました。
液晶画面が大きいので KENWOOD I-K99が良かったのですが、お値段もそれなり。そこで躊躇していたら丁度 @mmmryo さんがクルマを買い換えて I-K77が余ったということで譲っていただいたのでした。ありがとうございます!
I-K77はフルカラー液晶の代わりに従来どおりフルドットマトリックスのVFD。バックライトはRGBで自在に色を変化させられるものです。サムネール画像は出ませんが、漢字表示に当然対応して機能は十分。MINI Clubmanの標準 iPod対応オーディオが2行表示に対し、こちらは4行(以上の)表示と勝っているくらい。満足満足です。
取り付け方法は以前のものがソニーからソニーへの更新だったのでポン付けでいけたのですが、今回はハーネスから組み直しました。
【取り付け方法】
カーオーディオを外す前にやること。
・CDを出す(今回も忘れてまた装着しなおしましたorz)
・ショート防止のためバッテリーのマイナス端子を外す
写真上:ホンダコネクタ - ソニーコネクタ
写真下:VWコネクタ - ケンウッドコネクタ
今回はこれを、ホンダコネクタ - ケンウッドコネクタ に直します。まあギボシ端子を抜いてくっつけるだけなのですが。
ソニーコネクタを外したところ。ところが何かが残ってます・・・アース線? ソニーコネクタもホンダコネクタもアースはボディアースをとる指定だったのですが、面倒だったので半田付けしちゃっていたのでした。
www.group4.co.jp/tnoma/s2000/mp3player/index.htm通常、社外のオーディオハーネスを使おうとするとGNDは別にこのような端子でボディアースすることになる。
取り付けの際面倒なので、端子を切り、右側のようにGND同士を接続した。特に問題は起きていない。
今回のケンウッドコネクタといえばギボシ端子になっていたので、合わせてギボシ端子に変更します。
ピンボケですが、手前の持っているのがアース線のギボシ端子。
あとは指定に従って接続するだけ。コードの色も同じなので間違えようがないのですが、うっかりミスするので確認は必ずしましょう。特に電源系はヒューズを飛ばしますし、スピーカー系は音がでない原因となります。
この状態で一旦動作確認。
無事動作しました。これで接続はOKです。ハーネスをタイラップなどでまとめ、これからカーオーディオ装着です。
S2000のオーディオ周りは非常にスペースがタイトで、ハーネスを入れる余裕もなくギチギチなので普通に入れると奥につっかかってこんな状態に。
まったく奥に収まる気配がありません。うまくハーネスをクネクネと折り畳むようにくせをつけて押し込んでなんとか入れるのですが、やはり最後の最後で入りません。
(写真上:ホンダ車用固定金具付。奥で留めるFF車用のため、後ろにでっぱりがある)
カーオーディオ本体に固定金具を直接つけるのではなく、ホンダ車用固定金具を介してつけたところなんとか収まりました。この微妙な数ミリの差がどうも大事らしいです。
(左M5x10mm 皿ネジ ホーマックで購入、右 M5x6mm トラスネジ オートバックスで購入)
取りつけボルトはM5サイズ、長さ8mm以下。ソニーはタッピング、ケンウッドは通常。
ここで再び動作確認し、問題がなければフロントカバーをつけ完了。
できあがりです。
【セッティング】
バックライトの色は 8色(位)から選べ、ディスプレイとキーで別々に設定できるのですが、メーターパネルと合わせて両方ともアンバー系にしました。MINIなどドイツ車はおしなべて赤~アンバーですし、視認性が高くて疲れないとの評判なので。
ちょっと使ってみた感じでは、ダイアルとその周りのキーの配置が昔の iPodとまったく同じなので使い方で迷うことはありません。ダイアルもクリック感があり、滑り止めのゴムリングもあるので確実に操作できます。さすがはケンウッド。昔々、はじめて自分用に買ったクルマに導入したのがケンウッド。操作性がよいのが気にいっていたのですが、それを彷彿とさせますね。
当時はたしかヘッドユニットが7万円、スピーカー、工賃込みで13万円くらいした気がするのですが・・・クルマの値段はあまり変わらないのに、この手のものの値下がりは本当に激しいですね。ヘッドユニットなんてカセットテープですよ、CDプレイヤーは別売で1DIN、1枚がけのものが5万円くらいだったような。こちらのヘッドユニットにはCDプレイヤーも内蔵されていてしかもMP3対応なんですから、もう言うことなしですよ。これだけ機能があって値段は数万円なんだから、そりゃソニーも撤退するわけです。
iPod touch/iPhoneだと画面をみないと操作できなかったのですが、これでブラインドタッチでも曲送りが簡単にできますよ。今後のドライブがますます楽しくなりそうです。
走行距離 42600km
【ヘッドユニット交換履歴】