3週間お借りしていたスマートを返却してしまいましたが、エントリーはまだまだ続きます。そうです、それだけネタは豊富なんです。今回のネタは今までほとんどふれなかった車室内について。
まずドアから。
ドアは高い位置にドアハンドルがあり、子供には多少手が届きにくいようです。とはいえドアノブは引きやすく、特に問題ありません。
ドアはガバッと開きます。
ドアの開き加減は3段階くらい?、一番小さく開いても意外と開いてしまいます。狭いところギリギリにとめるとドアが止まらないことも。
ボディが小さいからそれで困ることは、期間中ありませんでした。
ドアはサッシレスタイプで開放感がありますね。後ろ側はハメ殺しのガラスが残っています。前側を三角窓にしないところがオサレデザインですね。
ドアの内側もしゃれてます。ドアポケットとしてネットがあり、小物やペットボトルをいれるのに最適。ドアノブは横ではなく、斜め上に向かって引くタイプ、手首を不自然に上にあげる必要ありちょっとやりにくかったです。これはもしかして間違って引かないための安全策なのかな。
この車のシートはオプションの本革仕様。ハンドル、シフトノブも同様に本革です。シートの横にサイドエアバッグが内蔵されてます。手に触れるところが自然素材なのはしっくりきて嬉しいですね。特に年をとってからは。
シートはスライドとリクライニングのみ。最近多い上下動(リフト)はありません。
シートを倒すには外側ではなく、内側のレバーをひいて行います。バブル期のエロいスペシャリティカーによくあったタイプですね、プレリュードとか。
ところがこのリクライニング、レバーが堅い上にまったく後ろ側に倒れません。残念ながらバブル期のスペシャリティカーとしては失格です。
その代わりに、前にはよく倒れます。特に助手席。
荷室カバーを下げれば長尺ものも楽々入りますよ。
助手席はチャイルドシートをつけるアンカーもあり、エアバッグをオフにすることもできます。
シートの形や堅さ、素材は本革はばっちり。特にロングドライブは疲れ知らずでとてもいいです。ただ一点気になるのが座面の高さ
横からみるとシートレールでかさあげして、かなりアップライトになっています。身長171cmの私が乗ると視点はこんな感じ。
こちらの写真は目線のところにデジカメをセットしてとったものです。つまり視点が高いことがお分かりいただけるでしょう。特に画面左に見えるバックミラー、これが低く左側の視界をさえぎって運転しにくいことがありました。
そうなるとどうするかというとかがんでみるんですね。高いところにある信号、交差点での歩行者を確認するために、頭をかがめて覗き込む必要がありました。
おそらく女性向けに高く設置しているのだとおもいますが、ちょっと大柄な男性にはきついかもしれませんね。シートも後ろ側に寝ないし。もっとシート位置を低くするか、上下調整ができるとよりよいのではないでしょうか。
ハンドルの両脇には小物入れがあります。こちらもペットボトルとか入れるのに重宝します。ただあけた缶ジュースを置く、いわゆるカップホルダーは標準ではありません。中央足元にオプションで装備可能です。
日本車では当たり前となったカップホルダーを標準装備しないのは、安全性を考えてのことなんでしょうね。硬い缶は凶器になりかねませんから。オプションで装備されるものも、使いやすさよりも安全性を優先させているようです。
助手席側にはフタつきのグローブボックスが装備されていました。こちらはパッケージオプション(グローブボックス、ラゲッジルームカバー、フォグランプ、本革ステアリング&シフトノブ、本革シート、アルミホイールなど)に含まれます。
ルーフはポリカーボネート製のパノラミックルーフ。室内が明るく、開放感にあふれています。
もちろん日差し対策でサンシェード「インナーサンスクリーン」もついています。
さ、いよいよアメニティの鍵を握るセンターコンソールです。
カーナビ NAV-UとiPhoneは後付しました。
カーオーディオはALPINE製のiPod対応ヘッドユニット。下のトレイにiPodを接続、入れて使うことができます。
・smart 標準装備
・iPod 専用カーオーディオ | iDA-X305S | ALPINE Japan
制御はすべてヘッドユニットのダイアルとボタンで行えるし、液晶モニタにアルバムのサムネール画像が表示されるのでとても便利。S2000のカーオーディオはAUXで音声入力していますが、タッチ操作が大変なのでこれはいいですね。いいなあ、これ。
プレイリスト、アーティスト、曲などiPodで使える機能がそのまま対応しています。ダイアルでグルグル、センターのボタンで選択とiPodの操作そのまま。
スピーカーは標準的な音質、ドアマウントのフロント2スピーカーシステムでした。
エアコンは右のレバーで温度調整、左のレバーで風量調整です。センターのダイアルで風向調整、ボタンでA/Cオンオフ。つまり温度調整つきマニュアルオートマですね。風量は自動モードもあるようですが、結局使いませんでした。
というのも室内が狭いのでちょっとエアコン効かせるとあっという間に冷えてしまうんですね。なのでマニュアルでファンをONにしたり、OFFにしたりで十分。それにiPhoneが邪魔だったので。
ナビとして普段使っているソニーNAV-Uをつけてみました。粘着・吸盤式クレイドルが売りなのですが、シボが深いために吸着せず。粘着力だけでなんとかくっついてます。
iPhoneは ipodstyleさんからいただいたマグネット式車載ホルダー、TETRAXを利用しています。
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Tetrax FIXWAY navigator
取り付けは超簡単。XWAYのセンターのねじを締めこむと洗濯バサミみたいになっている固定金具がガッチリとエアコンファンのルーバーを挟み込みます。金具はゴムで覆われているので傷付ける心配もありませんし、バネが仕込まれているので外れることもありません。
iPhone側には金属板が仕込まれている専用のケースをつけるだけ。これでマグネロボ、ガ・キーンのようにがっちりくっつくという仕組みです。
この装着感は独特ですごくやりやすかったです。しかも落ちることもなく、本当に超強力。お値段はそれなりですが、オススメです。
さらにiPhoneアプリでタコメーター(回転計)にしてみたり。えっ?
OBD端子ってのがちょうど運転席側にありまして、ちょっと拝借。iPhoneアプリ Revで回転計はもちろん色々なデータをみられます。OBD端子とiPhoneアプリについて詳しくはこちらをどうぞ。
iPhoneアプリでブーストメーター:Rev2 + KIWI WiFi ([の] のまのしわざ)これは車両についている車両診断端子OBD2に接続、車両情報をリアルタイムにWiFiでiPhoneに飛ばし、iPhoneアプリで表示するという仕組みです。 OBD2端子に接続するモジュールは PLX DevicesのKiwi WiFiという製品。
このiPhoneアプリでシフトタイミングや速度などよく分かりました。
メーターの速度計はアナログ方式。反応は非常にゆっくりで、特にブレーキかけて停止するときは実際の速度よりも遅れて針が下がってきます。
夜間照明はこんな感じ。オレンジ色のメーターは目にやさしく、ロングランでも刺激が少ないです。シフト周りは照明はなく、てさぐりで行う必要があります。ECOボタンも照明がないので、夜中ECOボタンをON/OFFするのには多少慣れが必要ですね。
今回カーナビをダッシュボードの中央におけましたけど、オプションで回転計+時計をつけるとこの場所を使うことができません。iPod対応オーディオは非常によくできているので、ここに後付けカーナビをいれたくないし、なかなか困りものですね。マイクロコンパクトが威力を発揮する市街地は近場で知っているところだからカーナビはいらないだろう、というヨーロッパ的設計なのでしょうか。日本仕様は道がごちゃごちゃしているので、やっぱりカーナビがあった方が嬉しいですね。
室内はボディの小ささを感じさせない広さと快適性でした。エンジン音もよく抑えられていて、特に高速での静粛性は高いですね。昔みたいに大声でしゃべったり、カーステの音量を上げる必要もありませんでした。
ということでマイクロコンパクトとはいえ、普通の一般的な乗用車チック。使い勝手は非常によかったです。
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