スマート フォーツーがRRレイアウトをとった理由は衝突安全性を考えて。クラッシャブルゾーンが短いマイクロコンパクトにおいて、フロントに「潰れない、堅く、重いエンジン」を置くのは危険との判断です。フロント部は短くラジエータなどしか収まっていませんが、これできちんと衝撃を吸収、キャビンの変形を抑え乗員を守ってくれます。
（現行モデル：衝突試験映像）
前面衝突のみならず、横から車高の高いSUVが突っ込んでもサイドエアバッグが有効に働いて衝撃を吸収しています。
（ベンツCクラスとのオフセット衝突試験 64km/h）
以下は旧モデルの衝撃映像。ラジコンで操作できるように改造、100km/h前後のスピードでコンクリートウォールに激突させるというもの。衝撃が激しくてコンクリートウォール自身が破壊されるほどです。
凄いことなっていますがコンパクトカーと比較して、キャビンの構造は保っています。とはいえ、ぶつからないに越したことはないですね。
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・10月23/24日
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