スマート フォーツーの裏の裏まで! エンジンルーム御開帳 #smtf2

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小さいのもカワイイのも分かったので、今度はスマート フォーツーのさらに内部に迫ってみます。最近はエンジンルームの写真、カタログに載ってないんですよね。

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早速フロントボンネットを・・・ってオープナーがどこにも見当たりません。なんでなんで? ようやく見つけてボンネットオープン!

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ちっちゃ!っていうかそもそもヒンジになって開くんじゃなくって、ロックを2箇所外して取り外す方式。脱落防止に紐ついてて宙ぶらりんです。

しかもエンジンなんてどこにもありません。あるのは冷却液、ウォッシャー液、ブレーキフルードのリザーブタンク位。エンジンはどこ、どこなの?

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そうです、後ろのトランク部。カーペットをめくってメンテナンスリッドをあけるとようやく御開帳です。ちっちゃっ!

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搭載されるエンジンは3B21型 3気筒 1000cc。エンジンが後ろに傾いていて、ヘッド部分がリアサスペンションの取り付け部よりも若干後ろになっているのでギリギリ、リアエンジンといったところ。ほとんどミッドシップといっていいくらいで、エンジン・ミッションがどっかりとリアタイヤの上に乗っかっています。

となると気になるのは裏側。そこでいつもお世話になっている「ガレージ・グループ4」さんにお願いしてリフトで上げて頂きました。ありがとうございます。

Garage Group4: 珍しいお客様来店しました!

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じゃーん、なかなか見ることのできない裏側です。エンジンはもちろん後ろ、その前はほとんど全部樹脂製のアンダーガードで覆われています。なかなか空力が良さそう。

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ドライブシャフトは左右不等長。エンジンとミッションは3点支持、センターはド・ディオン式サスペンション、半円状のアクスルチューブと一緒にマウントされています。

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リア側はアクスルチューブをアームで支持。薄いマフラーが横におかれており、まさに所せましといったところ。上からは整備にしくいですが、下からなら楽々。オイルフィルターの交換はとても簡単そうです。このオイルフィルター、よくみれば三菱マークがありますね。

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マフラーの出口は下を向いてます。

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アクスルチューブは左右のハブと連結。トレーリングアームも兼ねているようです。スプリング、ダンパーは別になっていてスプリングはアクスルチューブと車体の間に挟まれる、最近よく見るタイプです。

フロント部はというと。

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アンダーカバーに包まれてよくわかりません。

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ラジエータの熱は下から抜けるようになっています。

フロントサスペンションはストラット式。

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ロアアームはA型、まさにAの形をしています。

ブレーキディスクはソリッド、15インチホイール一杯の大きさでデカいですね。

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タイヤはContinental ContiEcoContact3、フロント 155/60R15。

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リアは175/55R15、ブレーキはドラムです。コンパクトカーで多い組み合わせですね。

ホイールはアルミでハブボルトはたったの3本と珍しいです。ホイール交換したくとも、専用ホイールじゃないとなかなか組み合わせられません。

表はちっちゃかわいくても、裏側はギッシリとメカが詰まっています。どこをとってもキチンと作り込まれていて、特にリアのサスペンション回りは興味深く、色々見入ってしまいました。どう動くんでしょう、不思議です。

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