前回の耐久レースではマシントラブルで十分な走りができず、反省。今回はメンテナンスに新機構投入をすべく、前夜に作業開始です。
従来マシンはギアカバーが外れやすかったものを修正。上に渡したFRPプレートの締め付けをきつくして外れにくく。
そして新マシンを投入。こちらはシャーシ側にはほとんど手を加えず、せいぜい電池ボックスのタブを切り落としたくらい。一方ボディを電池キャッチに固定し、一体化。ボディを外すと電池がすぐ取り出せるというように改造してみました。
基本的なセッティングは２車ともまったく同じです。
今回は9名がエントリー、3名レース x 3回とキリがいいです。予選は15分x2本、マンガン電池6本を使うところはいつも通り。
事前テストでは新マシンが従来マシンよりもコンマ数秒早かったために、新マシン投入です。おお、自分にしてはなんだか準備万端ではないですか。モーターも新規購入し、あけポンでマシンに搭載。
1本目の予選はなかなかのハイペース、理想通りの走りで161周。途中リアウイングが脱落するというトラブルが発生、綺麗にとれたので大事には至らず。1本目の時点では162周に次ぎ、2番手です。なかなかいい調子です。
お昼ごはんはいつもお隣のおおまきさんでお弁当なのですが、今日は体調不良ということでお休み。ラーメンを食べに行きました。涼しいのであったかいものがよくあいますね。
さて午後2本目の走行。1本目よりもどうもペースが上がりません。あがらないとうか下がりやすいというか。1本目は7.5分経過で2本交換、4本を使用したのですが、2本目は7.5分経過時点でのペースがコンマ数秒遅れているといった状態。電池交換してペースを取り戻すかと思えばやはり落ちが早いです。
新品電池投入時は4.7秒前後、5.7秒前後で安定周回、その後ガクっと落ちるのがマンガン電池の特性ですが、1分で5秒台まで落ちてしまうんですね。
結局電池交換を2回行い、155周。これは微妙な感じに。
2回目の予選が終わり、２台が162周を出してきました。合計周回数では2位につけ決勝進出です。
決勝は30分一本勝負、同じくマンガン電池6本です。2回目の走行ラップタイムがいまいちだったので急遽ローラーセッティングを変更。スラストを抜いて決勝レースに備えました。
決勝レーススタート、さすがは猛者ばかりでハイペースな展開。その中でスラストを抜いたおかげか、スピードで先行。他の車が早めに電池を交換しているのに対して、温存する方向で10分走行時点までは最初の電池で粘ります。しかし電池がたれて抜きかえされてしまいました。そこで満を持して最初の電池交換。
あれれ？
スピードを回復して追い上げるはずがあっという間にペースダウン。これはなんらかのトラブル発生か？
そこで2回目のピットを早めに変更、5分で交換です。しかし傾向は同じ。
これはまずいと3回目のピットでは一旦スイッチをOFFにして、ギアカバーなど各所をチェック。おかしいところはありません。新品投入してもガクンと落ちてしまいます。これは電池がはずれ？いやしかし4本がはずれっておかしいよなあ・・・
結局3位まで転落、そのままドラマもなくゴールです。
優勝マシンは予選と同じ周回、324周というハイペースでぶっちぎり。2位は316周、私は313周でした。
その後マシンのベアリングをチェックしてみたところ、
ゴリゴリ・・・
うわー、なんじゃこりゃ！
まるで砂を噛んでいるかのごとく、ゴリゴリしてます。ベアリングはドライベアリング（脱脂してマイクロロン処理したもの）を使っているのですが、完全に痛んでしまったようです。これかな原因は。
もちろん脱脂しない、注油すればそんなことは起きにくいわけですが、抵抗を減らすためにはドライの方がいいし、特にこれから冬場になると温度が下がり、グリスやオイルの粘性が上がるのでなかなかふんぎれないところです。古いベアリングを使いまわししたのが失敗でした。
季節もよくなり、寒くなってマンガン電池の弱さが露呈する冬はすぐそこです。スピードがダウンしてコースアウトしなくなるので軽さが大事になってきます。今回リアウィングがとれましたけど十分走れたので、より軽量化していきたいですね。
さて今回は決勝レースの後に3チームに分かれてチーム戦をやりました。マンガン電池2本、2周走行したらピットインし、電池をバトンがわりに次の走者に渡す、というもの。これを20分で行います。
大人から子供まで、マシンも様々。走行している時間よりも、電池交換している時間の方が長いという面白い状況に。
こちら、98周で見事1位獲得です。次はさらに電池交換しやすく、ボディにヒンジをつけて脱着したいですね。
ということで今日も楽しく１日過ごしました。
えのもとさん、スタッフの皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。また来月頑張りましょう！
p.s.
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