日本昔話。その昔、トヨタはスポーツカーメーカーでした

Celica winner

今から30年前、時代は1980年代。オイルショックの後遺症から立ち直り、時代はバブル景気への突入を控え、勢いがあったころ。当時トヨタといえば全車種にスポーツグレードがあり、そしてスポーツカーが乱舞していました。

思い出すだけでも、

セリカ(ダルマ、LBから角目、流面形、GT-FOURへ)
レビン・トレノ(TE27,TE71からAE86)
MR2(AW11からSW20)
スープラ(セリカXXからスープラ)

とスポーツカーは多様。さらにそれだけではなく、普通の車種でもスポーツグレードが必ず用意されており、

スターレット(韋駄天ターボ)1300ccターボ
カローラ2(GPターボ)1500ccターボ
カローラセダンGT 1600cc ツインカム
コロナGT 2000ccツインカム、1800ツインカムターボ
マーク2 2000cc 6気筒 ツインカム、ツインカムターボ
ソアラ 2000cc ツインカムターボ、3000ccツインカムターボ

とさまざま。当時TWIN CAMとかTURBOとかステッカーをはってればそれだけでかっこよく思えた時代で、さらにハイソカー、スペシャリティカーが幅をきかせてました。人気の色は白で、マーク2グランデやソアラに誰しもがあこがれてました。

学生の身分ではそんな高級車は買えないということと、走るといえば埠頭か峠ということでAE86を中心としたスポーツカーが大人気。猫も杓子もドリフトです。

ところが驕れるものは久しからず。

バブルと共にハイソカー、スペシャリティカーは消え去り、そしてスポーツグレード、そしてスポーツカー自体もついに無くなりましたとさ。

LFAとFT-86がトヨタを変えるといいですね。

(このエントリーは書きかけの下書きを発掘したもので、オチはありませんでした。悪しからずw)