絵本をたずさえて冬の奥多摩湖とパワスポ日原鍾乳洞へ行ってきました

DSC_0670
(絵本:たまがわ)

先週くらいから子供に「奥多摩に連れて行って」とリクエストされていたので、S2000で行ってきました。

初秋の奥多摩湖と奥多摩周遊道路 ([の] のまのしわざ)

私「今日はどうする?ミニ四駆しにいこうか?」

息子「ドライブに行く!奥多摩!!」

・・・

ってことで午後2時から奥多摩にいってきました。相変わらずスタート遅すぎ。

今回は事前に言ってきたので午前からのスタートです。といっても11:30amくらいですが。

目的地は以前と同じドラム缶橋。どうやらお気に入りになったようです。

DSC_0542

今日は釣り人がいて、いい天気の中釣りを楽しんでいたようです。

DSC_0549

椅子に台、それにお湯をわかすためのバーナーなど装備完璧です。それもそのはず、天気はいいものの気温は5度前後。湖の中央だと日陰な上、風がビュービュー吹いていて寒い寒い。生半可な装備では留まっていられません。

DSC_0551

寒さにつよい暑がりの息子もこの寒さには閉口したようで、「もう帰ろう!」とさっさとUターン。体感気温はマイナスですからねえ、カメラを持つ手がきつかったです。手袋必須。

DSC_0531

もう一箇所、今回の目的地は廃墟。こちらはケーブルカーの鉄塔で、その反対側には乗り場があります。

DSC_0535

結構有名な廃墟スポットらしいですが、寒いので遠目で確認。興味のない子供は助手席からでずじまい。

気まぐれ!?写真館 : 廃線を行く 1 「奥多摩湖ロープウェイ」三頭山口駅

DSC_0665
DSC_0570

次にいったのは奥多摩湖の小河内ダム。今回はスタートが早かったので併設されている施設、レストランや展望台が開いてました。

DSC_0572

レストランで蕎麦をたべ、展望台でダムを一望。施設内はポカポカでほっとします。ダム周辺はドラム缶橋よりも冷え込んでませんが、それでも寒いには変わりませんね。

DSC_0668
(絵本:たまがわ)

そして今回新しく挑戦したのが日原(にっぱら)鍾乳洞。熊本・球泉洞に引き続いての鍾乳洞です。

日原鍾乳洞は奥多摩湖から奥多摩駅の方へ下り、途中を左(北)に曲がって7kmほどいったところにあります。途中道は狭くなり、行き交いがしにくくなるので運転には要注意です。また温度はどんどんと寒くなり、昼間とはいえ外気温はゼロ度。道には融雪剤が撒かれていますが、凍結注意です。

DSC_0662
(梵天岩)

DSC_0660
(日原鍾乳洞入り口)

昭和の香りプンプンのB級観光地ですが、間違いありません、ここはパワースポットです(笑)

日原鍾乳洞

かつては山岳信仰のメッカ、現在は日原観光のメインとしてひときわの賑わいを見せる。  日原川支流の小川谷にその神秘の扉が開かれています。年間を通じて11度Cという洞内は、夏はひんやり涼しく、冬は暖か。  

関東随一といわれる規模を誇り、荘厳な雰囲気を漂わせる白衣観音をはじめ、巨大なカエルを思わせるガマ岩、時の彼方に引き込まれそうな天井知らずなど、幻想的な景観を繰り広げています。

洞内に入ると入り口から吹き込む風がいかに寒いかがわかります。おお、これは冷たくない。

DSC_0609
DSC_0610
(入り口温度1度、湿度15%)

DSC_0623
弘法大師がここで修行(勉学)をしたという場所。水琴屈が設置されて幻想的な音を奏でています。

DSC_0627

洞内は仏教の世界観が反映され、三途の川、地獄があります。それを越えていくと洞内でもっとも広い、大広間へ。

DSC_0633
DSC_0634

その中央に鎮座するのが、、、

DSC_0635

縁結びの仏様!

・・・忘れていました。道理で昭和のB級観光地だというのに若いカップルが多いわけです。そういえば昔2回ここに来ましたけど、デートでしたね、、、ああ甘酸っぱい思い出だ、忘れよう。
DSC_0644
(十二薬師)

DSC_0652

新洞へ入ると急な階段の連続です。金属製のはしごは傾きが逆バンクな上に露で湿っているのでとてもスリッパリー。やばいです、本気で。

IMG_0392

上がるとどんどん汗をかいてきて、帽子マフラーを外すことに。それもそのはず、運動量もそうですが温度は11度、湿度は90%オーバー。体感気温では10度以上も上がっているのですから。そして一眼レフのレンズが曇ってしまいました。そのため写真はiPhone。

DSC_0637
洞内にはところどころ苔が生えています。どうやら照明の明かりで生きているよう。真っ白な石だらけの洞内で唯一の色合いです。

外へ再び出ると、寒い、冷たい!

やっぱり洞内は暖かでした。

IMG_0393
日原鍾乳洞への道に、トロッコ列車の架橋がありました。この架橋上にはトロッコが残されていて、これまたいい味を出しています。


大きな地図で見る

奥多摩湖へ物資を運んだ線路とは違う模様。

奥多摩の廃線

DSC_0669

奥多摩駅周辺から日原鍾乳洞は昭和の歴史・発展がわかるので次回はここを重点的に見て回りたいですね。

ちなみに絵本「たまがわ」は多摩川の上流から下流まで網羅しており、名所がピンポイントで紹介されています。子供にもいいですが、多摩川流域(調布、ニコタマ、川崎)に住んでいた私にも見ごたえがありました。

日本の川 たまがわ
日本の川 たまがわ
おすすめ平均
starsとても楽しくて郷土愛を感じる本です。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

【関連リンク】

奥多摩観光協会

【関連エントリー】

大鍾乳洞・球泉洞は広さも高さもあって、グーニーズの香り ([の] のまのしわざ)

全国の洞窟ファンの皆様、お待たせしました、、、っているのかな、鍾乳洞ファンとかって。 今回はながらく素通りしていた球泉洞へ初めて入ってみました。