先々週鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリ2009へ行ってきました。今回は「F1日本グランプリ2009 in 鈴鹿:予選日レポート」の続きで、決勝日のレポートです。
鈴鹿サーキット内駐車場で車中泊。結局1amに就寝、8:30amに起床です。夜は寒かったですが、朝はジリジリと照らされて暑いことこの上なし。暑くて目が覚めました。
予選日と同じように、デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジカメ、ネットブック、E-mobile、iPhoneに携帯電話、ラブプラス(NINTENDO DS)とデジタルフル装備。さらに寒暖の差に対応すべく服もTシャツから長袖シャツ、さらにウィンドブレイカーをもっていきます。
さて9:00am頃には入場、最初に向かったのはこちら。
観覧車です。やはり鈴鹿サーキットのランドマークといえばこの観覧車、一度は乗っておかなければなりません。行ってみるとまだ営業開始前。9:30amから営業開始ということで並んだところなんと1番手でした。料金は500円です。
観覧車で上にあがると鈴鹿サーキットを一望できます。そこで最初に見つけたのは、まるで雲霞のごとく集まる人人人。
ちょうどGPスクエアでは佐藤琢磨をゲストに向かえ、またもやトークショーをやっていたのです。思わずすげぇと叫んでしまったくらいです。
観覧車からみたコースの眺めはこんな感じ。
約10分ほどの空中散歩でしたが、なかなか楽しめました。
(観覧車ジュピターからの眺めの動画)
レースは午後のスタートなので、午前は暇です。そこで、コース一周にチャレンジ。昨日は東コース側を歩いたので、今日は西コース側です。
エキストラビューエリアというのは、今年から導入された「全席指定」に対応して設置された「自由に観戦できるエリア」。この「全席指定」は1年目ということもあり、色々と問題をはらんでいると思いますが、同じくエキストラビューエリアも色々と気になることがあります。シケインに関してはやはり指定席側の方が見えやすく、どちらかというと130Rの出口に近い場所であまり見所とは思えませんでした。
各所に設置される大型モニターですが、このようにトラックに装備されたものがありました。富士スピードウェイのものはトラックの荷台に直接モニターが設置されていたのですが、こちらはエレベータ式で上にあがるタイプ。クレーン車などと同じく、ジャッキアップして固定しています。
場内にはこのようなサインがいたるところに設置してあります。2008年の富士スピードウェイを参考にしたのか、距離も掲載されてい非常に分かりやすいです。またチケットはそれぞれ赤や青に色分けされていて、エリアが一目で分かるような工夫もされていました。
鈴鹿サーキットは細く長い場内構成となっており、特にスプーンコーナーは果てしなく遠かったです。その道すがら、各所にこのようにホスピタリティとして救護室、授乳室、インフォメーションが各所に配置されていました。
インフォメーションではF1の情報の他、交通情報も提供しています。
また同じく各所には簡易トイレが配置してあります。見た感じでは十分な数が設置されていて、男女ともに空いていました。
さらに道すがらには数多くの飲食スポットがあります。ちょっと小腹がすいた、喉が渇いた、トイレに行きたい、といった欲求はすぐに満たせます。
今回「オアシス」という広場が数箇所設置され、ここは飲食店がたくさん集まったスポット。インフォメーションもトイレもあります。つまり道すがらにもあるし、こうして各所にあるオアシスで休憩することができるようになっているのです。
道自体は多少アップダウンがありますが、ほぼ平坦路。こうしておばあちゃんが孫の手を引っ張って移動する光景も見られました。3歳児くらいでしょうか。
スプーンゲートで道は行き止まりでここでUターンして戻ることにします。
途中まで戻り、トンネルを抜けて反対側、西ストレートへと行きます。このトンネルはとても年季が入っていて、その周辺の道も山道っぽくなっていました。
西ストレートといえば鈴鹿のもう一つの長い直線。最高速を記録し130Rへと突っ込んでいくさまがここから見られます。
この西ストレートに直接入れるのが西ストレートゲート。構内道路があって、ここまで自転車や車でくることができます。
さて、予選でもっともエキサイティングなコーナーとなったのがデグナー。コースアウト、クラッシュ続出で、難しい名コーナーとなりました。この観戦エリアはエクストラビューのみ。狭いビューエリアに今日も観客がひしめいていました。
逆バンクゲートとデグナー東ゲートは公道をはさんで両側にあります。どちらから入ってもどちら方向にもいけます。公道はコースの下をトンネルで抜けるようになっていました。
デグナー東ゲート近く、ダンロップコーナーからデグナー方面を見渡すエクストラビューポイント。ここはピラミッドのようにずいぶんと高くなっており、向こう側のシケイン、カシオトライアングルもかすかに見渡せます。
ようやく自分の席、逆バンクD席の側まで帰ってきました。ここのオアシスは比較的広く、屋根つきの休憩スペースもあり日影でくつろぐことができます。
ということで、西コースをぐるりと一周して約2時間弱。この間で汗はぐっしょり、足はパンパン。アップダウンが少ないので非常に歩きやすいんですけどさすがに炎天下だったので途中水分補給は欠かせません。それでも道すがらにある飲食店でペットボトルが150円で購入できるので、本当に助かりました。
12:30からのドライバーズパレードなどに備えてしばし自分の席で休憩。ポルシェカップの決勝を眺めながらぼーっとしてました。
(続く)
F1日本グランプリ2009 in 鈴鹿:予選日レポート ([の] のまのしわざ)