ミニ四駆レース:えのもとサーキット「えのもと杯」初参加レポート

いつもお世話になっているえのもとサーキットの月例ミニ四駆レース、えのもと杯に参加してきました。


(予選走行)

事前予告では今回梅雨ということもあり、雨天決行、少雨の場合はコース全体に水をかけてウェットレースにする!!というエクストリーム系ミニ四駆。

ウェットでもコースアウトせず、電気系トラブルもないような臨機応変なセッティングはもちろん、壊れても惜しくないようなマシンでの参加が好ましいということで、ウェット専用のマシンを急遽製作しました。

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ボディはナイトレージJr.を選択。これが一番ボディとフィットしているためです。リアウィングはお得意の大型可変ウィングを装着。レインコンディションでも良好なグリップを確保するためです!?

タイヤは面圧を稼ぐため、接地面が少ないバレルタイヤを装着。

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ボディ下面からボディ横にまでテープを貼り付け。特にフロント側の隙間はビニールテープで埋め、水の巻上げによるボディ内の水滴侵入を防止します・・・

ってここまでやっておきながら、天気予報は曇り。雨は一滴も降らない様子でしたw

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となるとスピードレースになると思ってやってきた、えのもとサーキット。ところがコースをみるとどうやら様子が違います。

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(コース図)
コースは1990年に使われたというコースを再現したそうです。そしてその難関とは、、、

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ジャンプ直後の直角左コーナー・・・

右から進入、ジャンプしてすぐに左に曲がるのですが、ちょっとでも速いと即コースアウト。ハイパーダッシュはもちろん、トルクだろうが、アトミックだろうが、とにかく速いとだめ。大径とか小径とかそういうのでもなく、結果的には

「ノーマルモーター」最強説

で、いかに速度を抑えるかに腐心することにw

もちろん上級者は「ブレーキセッティング」をすることでうまくジャンプ台の前後で急制動をかけ、

「ぎゅっ、ポン、だん、ぎゅっ」

というリズミカルな音とともにジャンプ台を小さくジャンプしてクリアしてました。さすがです。ぎゅっという制動音がポイント、というか、音がなるくらいブレーキかけないと止まりきらないようです。面白いのは着地してからもブレーキがかかるので、着地した瞬間一時停止するほど。モーターやギアに負担かかりますね、スリッパークラッチなんてもの当然入ってませんから。

初心者である私としてはブレーキなんて高等なものはまだ使ったことない、のでまずは試走。アトミックチューンモーターでとび、トルクチューンモーターでとび、ノーマルモーターでも
飛ぶのを確認した上で、電池を練習用の使い古しのものに交換してようやく飛ばなくなりました。

いやほんとまったり走るわけですけど、それくらいじゃないと完走できません・・・

レースは予選2回と決勝レース。予選の2回のタイムの上位が決勝レースに参加できる仕組み。今回は子供参加ということで、ジュニアクラスのレースに参加。本当は子供が作ってないのでアレなんですが、大目にみていただきました。

淡々と走ってタイムを残したところ、速くはないけど、そんなに遅くない模様。

なんと上位3名となり、決勝進出w

決勝レースに臨み、こりゃあ少し速くしないと負けるかなと思って少し電圧の高い電池にいれかえてフリー走行に臨んでみるものの、やっぱりコースアウト。あわてて元の電池に戻して決勝レースに参加。

スタートすると案の定速度がのらず、まわりの2台に差がつけられてしまいます。まあこんなものか・・・

と思っていたら、ジャンプ台でまず1台が脱落。

そして1位の車がさらにジャンプ台でコースアウトし脱落。

なんと居残りで優勝してしまいましたよ!?

表彰式ではメダルに賞品まで貰えて、子供にとってとてもいい記念になりました。競技で参加して、表彰されるってのは、ほんとすごく嬉しいことです。競技へ没頭でき、継続することができる原動力となるのは、この最初の体験だったりします。かくいう私も昔ジムカーナ(実車の方)の競技で、タイムがすごく悪かったのにクラス3位で表彰されたのをきっかけに競技にはまりましたので。そんな嬉しい思い出になりました。

こちらは決勝レースのジャンプの模様。うまく制動してジャンプを小さくこなしています。

今回はたまたま優勝できましたけど、次回はいつもどおりスピードレースに戻るそうです。そうなると実力と経験の差が出てくるので、どれくらい差があるのかハッキリしそうですね。まずは実力差、速度差を明確にしてから、少しづつステップアップしていきたいです。今度は子供だけではなく、自分もちゃんと出場したいと思います。どうもありがとうございました。