やはりモーターは大事。ってことでバランス重視で今回はアトミックチューンを装着しました(分かりにくいですが)。
(フロントスタビポール、上下にスタビボールを装着。ローラーは9mmベアリング)
タイヤはバレルタイヤ(ハード)を装着。バレルタイヤとはその名のとおり樽状になっており、設置面が標準よりも少ない上、タイヤのゴムもハードとなっていて摩擦係数が少ないタイプです。
ミニ四駆は構造上デファレンシャル(差動)ギアのない直結(デフロック)四輪駆動です。そのためコーナーを曲がっている間に発生する内輪差を吸収できません。するとタイトコーナーブレーキング現象が発生し、コーナリング速度が低下します。
具体的には外輪は内輪よりも多い距離でなければならないところ、内輪と外輪で同じ距離しか走れないので内輪差の分外輪がわが相対的に遅くなる、内輪が多く進もうとするため曲がらないという現象です。
これを吸収するためにグリップ力をあえて落としたのが、このバレルハードタイヤというわけです。タイヤがスリップすることで、内輪差を吸収しようというわけです。
また同様の考え方に基づき、内輪差を少なくしようとしてナロートレッドにする方法もあり、これはオフセットワイドタイヤで採用されています。
さらに構造的に内輪差を吸収するもとしては、ワンウェイホイールがあり、これは内輪差が発生すると空回りすることでタイトコーナーブレーキング現象を回避することができます。
いろいろと選択肢がありますね。
▲ミニ四駆PRO グレードアップパーツ No.387 大径ワンウェイホイールWT (オフセットトレッドタイヤ付き)
(リアスタビポール、フロントと同じ9mmベアリングをダブルで装着)
これがミニ四駆プレス対抗レース出場時の仕様です。安定的に走れるのですが、速さが足りず、予選敗退でしたw
ということで、チューンアップの旅はまだまだ続きます。