そう上原繁氏が言ったかどうかは分かりませんけど、S2000の最終モデル type Sを友人が購入していたのを初めて見せてもらいました。
オリジナルカラーであるブルーが鮮烈です。注文時は色見本もなかったとのことで、ポリバケツのような青だったらどうしよう、と心配だったそうですが杞憂に終わったそうです。
S2000 type-Sで特徴的なのはフロントスポイラーとこの大きなリアスポイラー。3次元形状でうまくデザインをなじませています。
リアウィングで私がもっとも気にしているのは実はステー。そのステーもブラックアウトし、空力を考慮して角をとって滑らかにしてあります。当たり前といえばそうなのですが、社外品のステーはたいていアルミ材を削っただけで角はそのまま。色もシルバーのままなので気になるんですよねえ。
裏面をみるとボルト3本でとまっているのが分かります。さらにトランクの外周部分に見慣れない黒い物体が。実はこれ、補強材です。トランク全体がウィングによって押されるため、その力を分散させるためについている固いゴムか樹脂ブロックです。いたるところにあるので、かなりの力がかかるのが予想できます。
エンジンルームは2000cc版と余り変わりません。ストロークアップによる排気量アップで+150ccとしていて、他にはスロットルがDBW(ドライブ・バイ・ワイヤー)に変わっているくらいでしょうか。プラグカバーのゴールドがキレイでいいですね。
次の機会には試乗させてもらいたいものです。どうぞよろしく~。
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