GPSデータロガー DriftBox(ドリフトボックス)を海外サイトから直接買う方法

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DriftBoxとは高精度GPSとGセンサー、ヨーレートセンサーを内蔵した、独立型レーシングデータロガーです。実はオーリンズのセッティング、仕様変更から車両整備まで、いつもお世話になっているグループ4さんにラップタイム計測器(ラップショット、P-LAP)を頼んだところ、このDriftBoxをオススメされたのでした。なんでも最近はダートトライアルやラリーのセッティングに使っているのだとか。


名称から受ける印象はドリフト用なのですが、リーズナブルなデータロガーとして最近急速に広まっているようです。実際ドリフトの角度を客観的に計測するための機能もありますが、サーキット走行時のラップタイマー、データロガー機能、馬力や0-400mなどパフォーマンス計測機能、POI(Point of Interest)を使っての、危険地域警告機能(速度取締り装置の場所を予めセットして警告音を出す)などがあります。

設置はシガライターソケットから電源をとり、吸盤3つでフロントガラスにつけるだけと非常に簡単。配線不要です。GPSアンテナは本体内蔵ですが、精度をもとめる場合や、UVカットガラスなどでGPSの電波が受信しにくい場合は外部アンテナ(別売)をつけることも可能です。

高機能なのはいいのですが、最初調べてみるとラップタイム計測器と比べると10万円も高く、とても年に数回サーキットにいく私には高価な代物だと感じました。しかし、この世界恐慌で円高の昨今、海外サイトでいくらだろうと調べてみると非常にリーズナブル! 本家はUK(United Kingdam、イギリス)なのですが、海外発送もやってくれることが分かり、海外サイトから直接買うことにしました。

以下、購入方法です。

ご注意)イギリス・ポンド決済なので、為替相場により円での価格は変動します。

http://www.driftbox.com/

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まず本家サイト www.driftbox.comにアクセス。左メニューの online shopをクリック。

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プルダウンメニューをUKからJapanに変更します。

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すると日本の代理店はアネブルというメッセージが出ます。アネブルさんで購入することももちろんできますが、このサイトから購入する場合は、Continue with orderをクリック。

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送り先住所を入れます。

例)
150-0043
東京都渋谷区道玄坂 1-22-33

の場合、

1-22-33 dougenzaka
shibuya-ku
Tokyo
150-0043

と逆順に入れます。

電話番号は 03-5784-9999の場合、

+81-3-5784-9999

と入力します。

Where did you hear about us

は「何でこのサイトを知りましたか?」という質問なので、クチコミを意味する

Word of Mouth

を指定するのがよいでしょう。
入力が終わったら、PROCEED(進む)をクリック。

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ここで商品の注文を行います。ここではDriftBox本体( DriftBox 01 )と、外部GPSアンテナ (External Anntena)を発注しています。最低限これだけあれば十分事足りるようです。

他にもNMEAケーブルでシリアル出力をハンドヘルドPCで受けてカーナビ代わりにするなど応用する場合はオプションを選んでください。

オプションはこちら⇒ DriftBox Accessories
日本語サイト⇒ DriftBox(アネブル)

発送費用は自動計算で、62.67ポンド(記事掲載時)かかるようです。
(ちなみに外部GPSアンテナは私が購入した時点では25ポンドだったのですが、今は18ポンドになっています)

問題なければ Confirm Orderをクリック。

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確認画面です。Pay Onlineをクリックすると、カードによるクレジット決済画面へと進みます。

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クレジット会社・方法を選択します。今回はVISAを選択しました。

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クレジットカード情報を入力します。また同時に請求先住所(Billing Address)なども入力します。自動で郵送先住所がセットされていますが、一部文字化けしているので修正しておくとよいです。請求書は郵送でこの請求先住所(Billing Address)に発送されるようです。

さてこれで注文は終わりですが、私の場合カスタマーサポートからメールでの連絡がありました。

Hi,

Please can you confirm the type of power supply you require - UK, EU or JP?

Kind regards

Jacquie

power supply=電源は何がいいですか?という質問です。UK, EU or JPと聞いてくれたので、もちろんJP(Japan)仕様をお願いしました。返信はこんな感じ。

Hi Jacquie,

I'd like to have JP type power supply.

Thank you,

返信にて発送日のお知らせ、そして発送後はFedexの発送コードがメールにて送られてきます。Fedexの発送コード(追跡番号)を使っていまどのへんにあるのか分かります。

結局、注文から2週間弱(発送からだと5日ほど)で到着しました。

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うれしいことに電源だけではなく、マニュアルも日本仕様で日本語表記です。

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ですから何も困ることはありません。もっとも英語の直訳ですので親切丁寧ではなく、必要最低限の説明しかありませんけど、日本語は自然で読みやすいです。

次回は使用、設置編です⇒GPSデータロガー DriftBox(ドリフトボックス)の設定と設置・使用方法 ([の] のまのしわざ)

【追記:2008/12/29】

商品到着から3週間後、Fedexから税金徴収の請求書が届きました。
・消費税/付加価値税(Consumption Tax/VAT) 1700yen
・関税・消費税特別手数料(D/T Advancement Fee) 500yen
合計 2200円でした。

請求書が届いてから10日間に払い込む必要があります。