ケースの劣化が歴史を感じさせますが、本体自体はレストア済みの完全動作品。まさに「感動」品ですね。
このソニー ウォークマンDC2は札幌に住む友人が持っていたもの。当時の「憧れの逸品」だけに萌えます。音楽を簡単に聴くという行為はiPodなどデジタル音楽再生機に及ぶべくもないですが、音に関してだけいえば真空管オーディオが受け入れられているように、アナログのマイルドな音はまだまだイケるかも知れません。少なくとも当時3ヘッドカセットデッキで、セラミックカセットテープ(ソニー メタルマスター)を使って録音した音はCDとほぼ区別がつかなったほど。今のMP3圧縮とどっちがどう、というのは再度試してみたいですね。
●Yahoo!オークション - 新品未開封!! ソニー Metal-Master UX-Master SONY
カセットテープはずいぶんとお高いようです・・・
tsuchiya
ご紹介ありがとうございます。
このWM-DC2は、WM-D6やWM-D6Cの弟分として、再生専用に特化した潔いマシンだと感じています。
ワウ・フラッターを抑えるために内部はギアの組み合わせになっているのですが、
そのギアがプラスチック製のため割れやすく、持ち歩いての屋外使用には向きません。
むしろデッキと同様、横置きして大事に使うのが良いようです。
本機は購入以来4回の修理歴がありますが、最初の3回は秋葉原のSCで無償修理、
最後は札幌に来てからの2004年です。
しばらく不動でしたが、北大にAP電気でアモルファスヘッドの開発に携わった教授がおり、
その先生と仕事でご一緒して本機の話になり、このような機種は2度と作れないからと
修理を勧められた次第です。
音はアナログ特有のまろやかな音がします。
手持ちのテープを聴くと、それを録音した時代の空気まで再生されるような気がします。
長文失礼。
tnoma
> tsuchiyaさん
先日はどうもお世話になりました。色々とレアなものが出てきて、極めつけはこのDC2でしたね。
空気まで再生できるとのこと、なんとなく分かります。今また昔のようにカセットにダビングしてみたいですね。