MINI Clubmanの展示車を見てきました

DSC_1946 すでに病気の域に達しようとしていますが、今日は国内初の展示車との噂の、MINI Clubmanの実物を見にディーラーへ行ってきました。

展示車はMINI Clubman Cooper S(青)と、Clubman Cooper(シルバー)の2台。うち青が実際に座ったりできる室内展示です。試乗車は来週手配する予定とのこと。

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後部座席の足元はロングホイールベース化によってゆったり、、、というか普通のFF車並になりました。

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私が運転席でポジションをとったときの、後部座席の様子。身長170cm前後の人であれば足元は問題ありません。

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さて問題の観音開き、クラブドアです。ガバッと開くとものすごい見晴らしがいいというか、空間が広がってちょっとウキウキしちゃいます。当然ですが後席へのアクセスもかなり良くなってます。

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一方出入りするには前席のドアを結構広げないといけないんですね。例えていえば、パチンコ台のチューリップ

最小に前ドアをあけて、後ドアをあけると前後ドアの間に人が通れるだけの隙間ができません。前ドアをもう一段あけるとなると結構な幅が必要で、あけないのであれば一度前ドアのところに滑り込んで、後ろドアを開けて入るといった儀式や、出るときには同じく後ろドアを開け一旦前ドア横に下りて、後ろドアを閉じてから出るといった作法がいりそうです・・・

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(前ドアを1段だけあけたところ。後ろドアとの隙間が不十分で出入りはしにくい)

このへんは観音ドアの痛し痒しのところですね。RX-8で狭いところでは出入りが出来ないとの指摘がありましたが、同じような問題がありそうです。

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リアドアはこれまた面白いことに横開きですが、ダンパーが仕込んであり、カチッとラッチを外すと自動的に全開になります。これは普通のハッチバックと同じで、縦が横になったもの。ダンパーで開くので強風が吹いても閉じることなく安全です。

MINI Cooper S (6AT)の試乗 ([の] のまのしわざ)

トランクは広いとはいえませんけど、最小限のスペースがあります。フラットフロアというオプションを使えばバンパーから水平なトランクスペースが確保できますし、その下も収容できるのでラジコンの荷物なら十分収まりそうです。またリアシートを倒せばこれまたフラットに荷室が拡大するので使い勝手は良さそう。後部座席は完全に倒してしまって、2シーターカーゴみたいな使い方もオシャレでしょうね。

今回じっくりとClubmanを見て、乗って、触ってみましたけど質感も高くていいですね。サスペンションアームがアルミだったり、インナーフェンダーがなぜかモケットだったり、フロントボンネットがダンパーで保持されたり、ドアの付け根が削りだし素材だったり、ドアの下側に遮音のシールがあったり、、、見えなさそうなところまで本当に事細かによく出来てます。値段は高いですけど、きっちりと作りこまれているといった印象です。

ショートホイールベースとロングホイールベースのClubmanとの比較では、家族にはClubmanが最適かと思いました。奥様もデザインと質感に大満足で、ぜひClubmanに試乗したいとのこと。

そんなわけで展示されてまだ2日目だというのに大好評、この週末だけでも何台も成約、仮決めされたとのこと。その人気ぶりにディーラーさんも手のふるえが止まりません・・・だそうです。今なら3月納車が可能ということで、うかうかはしてられませんね。

唯一いけてないのは純正ナビのフィッティングが悪いこと。ぽこーんと出てるし、メーターパネルは隠されるし、せっかくのデザインが台無し。ということで見積りからはナビを省き、最近はやりのPND(ポータブルナビゲーションデバイス)の導入を検討ですね。

ところで・・・
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ボンネットのデザインはやはりこのぽっこり盛り上がって、エアスクープ(エアインテーク)があるCooper Sが好みです。しかし初めてしったのですが、このエアスクープはなんとダミー!! ハニカムメッシュは半分しかあいてなく、空気入らないなあと思ったら、以前あったスーパーチャージャーエンジン用インタークーラーは今回のターボ化で前面に移動したとのこと。しかしデザイン上残したそうです、、、そこまで継承するとは恐るべしBMW。

【写真】
MINI Clubman Cooper - a photoset on Flickr