新春ラジコン走行会

本日は相模湖ピクニックランドのラジコンコースへと行ってきました。

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今回はいつものmixiのマイミクさんたちと大学の同期家族。当初空いているかと思いきや、新ラジコンコースはなんと大混雑。すでに屋根付きピットは埋まり、ちらほらとピクニックテーブルが出ている状態。SPLといえば空いている、という感覚できたもんだから今回テーブル・椅子がない。早速じべたにお店を広げることに。

ところが人が多いためにバンド待ちが発生。なんと27MHzはすべて出払って、これではシンセサイザー式といえどもまったく歯が立ちません。しかし走行させているのは数名・・・みんなバンドカード返さないんですね。GPでエンジン調整で使っているのはまだ我慢できるとしても、バンドカードをプロポにさしまたまピットを離れる狼藉は許せません。仕方ないので新SPL2をそっと立ち去りました。

そういうわけで古巣のSPL3。新SPL2は日差しがよく、結構暖かいのですがこちらは谷間で日差しも少なく、午後になると日がかげって寒いです。しかしこれが私のラジコンサーキット原体験。逆に懐かしいです。

こちらは人が少ないので声をかけてバンドを確認、バンドボードに記名して管理です。コースも電動バギーにあった長さと幅なのでちょうどいいし、なにより4台も走ればデッドヒート。抜きつ抜かれつを楽しめました。

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今回はDB01ドゥルガのシェイクダウン走行が目的。汚れるのはとても残念ですが、早速走らせてみました。

・・・非常に普通に走りますw

操縦特性がとても素直で、アンダーオーバーが少なく、コーナーで狙ったラインに自然によっていく感じがします。荒れた路面でも跳ねることは少なく、暴れません。ジャンプは予想通りほぼ水平、状況により若干リアから落ちる感じです。特にトラブルなく1パックを走行できました。

そして比較のためにDF-03も走らせます。

アンプが高性能のせいか、ギア比の関係か速度はスムースに伸びていく気がします。ただ比較するとちょっとだけターンインがしにくくアンダー傾向、そしてアクセルオンでオーバー傾向に転じるようです。今回ジャンプはまあまあうまく行きましたけど、基本は前下がりで前転のリスクがあります。荒れた路面では跳ね気味で、場合によっては進路が乱れます。じゃあDB01と比較してダメかというと、全然そんなこともなく、慣れているのもあってこちらもよく走りました。さすが約半年間熟成を重ねただけのことはありますし、操縦にもなれてます。

DB01の場合タイトコーナーはアクセルオフでリアがツツツーとフロントについていきながら曲がれるのに対し、DF-03はリアが粘ってアンダーが強いため、リアブレーキを使ってターンインを助けた方がやりやすいです。コーナー立ち上がりではDB-01がほぼニュートラルなのに対し、DF-03はともするとオーバーステアになりやすいです。SPL3は路面が凸凹していてかなり荒れているのですが、そんなところでもDB01はいなすような感じです。DF-03もいなすのですが、DB01の方が上手かなという印象です。とはいえダンパーの性能も違いますが。

DB01で気になったのは2回ほどハイサイドを起こして転倒したこと。これはDF-03セッティングのため、リアサスに底付き防止用のバンプラバーを6個入れているのですが、おそらくこれが悪さをしているようです。DB01の場合はリアストロークが非常にタップリしているので、もっと沈ませても底付きすることがありません。これは今後の調整です。

また伸び側ストロークもタップリしていて、これが荒れた路面でも吸い付くように走る秘訣なのかとも思いました。ダンパーオイルは#200と一番柔らかくしていることも良かったのかも知れません。

暫定セッティングの割りに非常によく走ったのでとても気に入りました。DF-03も愛着があるので今後も走らせていくと思いますが、とりあえず次回のタミヤバギーチャレンジはDB01で4WDクラスへエントリーします。

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以下セッティング。

項目DF-03DB01
ダンパーCVAダンパーDF-03用アルミダンパー
ダンパーオイル#400#200
スプリング金(ミディアム)金(ミディアム)
モーターダートチューンダートチューン
ピニオンバギチャレ指定 78T/29Tバギチャレ指定 91T/23T
バッテリーNiMH 3300NiMH 3300
ワンウェイデフフロント+センターワンウェイフロント
タイヤCタイヤCタイヤ
その他フロントユニバーサルシャフト(切削加工済)キット標準ドッグボーン
今回走行させて思ったのは、やはり車の運動特性はその重量バランスにあるな、ということです。DF-03でアンダーオーバーが激しいことや、ジャンプ中の姿勢が悪いのはリアヘビーな重量バランスによるものかと推察。DB01はセンターモーターで重量バランスが改善されていることや、モーメントが少ないのではないでしょうか。それがニュートラルなステア特性であったり、サスペンションバランス、空中姿勢などすべてに好影響を与えている気がします。

DF-03はどちらかというとリアヘビーなミッドシップ、ラジコンでいうならM-04Lのような運動特性を示します。フロント荷重がたりないためにアンダー、リアヘビーにより振り子のようにリアが出てオーバーといったところですね。もちろんこれはドライビングでカバーできるし、そういった操縦特性が好みという人もいるでしょうから良し悪しではありません。バッテリー、モーター、ギアが中央に一直線上に並んだレイアウトはロール特性に優れてますから、路面コンディションによってはDB01よりもコーナーリング性能が高い場合も出てくるでしょう。あとはコースとの相性でしょうか。

ただ全体の剛性は圧倒的にDB01の方が高いです。特にサスペンションマウントはがっちりとついていて、サスがよく動きそうでした。

とまあそんなことを考えながらDB01を楽しくブイブイと走らせていたらSPL3恒例、コース脇のパイプにタイヤをハードヒットさせて足を折ってしまいました。ロアアームの付け根の部分、サスボール(A2)を破損してA12をつきやぶってしまったためです。やっぱりこのコース、手ごわい(w

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今後

・スリッパークラッチ
・ユニバーサルシャフト

のオプションを投入してバギーチャレンジに臨みたいと思います。いや、これは楽しみ。

【画像ギャラリー】
相模湖SPL3 - a photoset on Flickr