初音ミクに魂が宿った歌「ウタエナイウタ」

VOCALOID 初音ミクにオリジナルの代表曲が出たらしい(by みたいもん!)、ということで聴いてみました。

うわ、これ普通に人間が歌っているようだよ。しかもなぜか感情がこもっているかのようで、歌詞とあいまって感極まるひと続出。

初音ミクにオリジナルの代表曲が出たらしい「ウタエナイウタ」:[mi]みたいもん!

聞き終わって、確かにすばらしい間奏のあとを噛み締めて、まっさきに思い出したのがロビタ。

そう、あの手塚漫画史上に残る名セリフ「神よ、ロビタを救いたまえ」のロビタです。

私がまっさきに思い出したのは「時祭イブ」。メガゾーン23に出てくる彼女は声も映像もすべてがバーチャル、出自が謎なのにトップアイドルで歌声と映像で人々を魅了します。初音ミクは21世紀に現れた時祭イブということなのでしょうか。

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そして私がロビタで思い出したのは、戦国魔神ゴーショーグンのOVA(オバ)。デザインからしてロビタに似ているし、役割も似たような子育てロボ。子育てロボットOVAの悲哀は「ひとりぼっちのOVA」の回で描かれます。

魂は何に宿るのか?

そんな命題を思い出しました。

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(鈴置さん、塩沢さんが他界してしまったのが惜しまれます)

さて「ウタエナイウタ」に戻るとこの歌詞がFiction Junction YUUKAの名曲、「暁の車」に似ているとのこと。うーん、確かに。でもそれはそれ、これはこれ。いいものはいいですね。

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