私がニュースを見ない間に、防衛庁長官、じゃなかった、初代防衛省・防衛大臣が辞任、小池百合子さんが就任してました。ということで小池さんについてちょっと調べてみたところ、なかなかエコな方ではありませんか。
小池百合子 - Wikipedia小泉内閣の環境大臣として、クール・ビズ、冷房の28℃設定、などの導入を先導してきた。しかし、お膝元の環境省では、トップダウンで冷房設定を28℃にしたところ、OA機器の廃熱等により室温30℃近い部署が続出し、36℃超の部署まで発生したため、職員から労働安全衛生法違反との声が出た。
凄いですね、36度越えのオフィスなんて、ほぼ体温ですよ。私なら即座にお暇を頂きます。
そういえば新入社員時、配属された部署はワークステーションの開発の仕事。一人あたりワークステーション2台、PC1台が当たり前で、一人でディスプレイが2~3台ありました。ところがオフィスはOA対策されてなく、冷房容量がまったく足りてない状態で、夏場はやっぱり32度越え当たり前。このとき、頭脳労働者は30度越えると仕事にならないことを確認しました。
だって、みんな
「あちーーー」
しか言わず、ウチワをあおいでるだけですもの。
キーボード叩けなきゃ仕事になるわけがない(w
かろうじてキーボードを叩いたしても、プログラムソースのコメントは
/* 暑すぎる!! */
です。
そんな反省から、オフィス引越しの際の筆頭にあげられたのが「冷房容量のアップ」でした。新しいオフィスは自社ビルということもあり、一人当たりの過剰なワークステーション、PC数に対応できるだけの冷房容量をもったことと、人員削減、そして地方だったので一人当たりの床面積の増大で快適に過ごせるはずでした。
が、8pmで冷房が止まるんです(w
ワークステーションは24時間運転が基本ですからね、夜10pmになるとやっぱり32度越え。朝ももちろんその温度のままで、朝から冷房フル運転でした。
当時残業を定常的にやっていたので、総務にクレームしたのですけど、なかなか信じてもらえず、ログをとれる温度計を入れてようやく信じてもらえて、冷房は10pmまで延長されました。とはいえ、やっぱり0amになると32度越えだったわけですが(w
そんなわけで設定温度は問題ではなくて、実際の気温や体感温度が重要なのですよ。テクノロジーはきちんと理解して使いたいものですね。
しゅう@ボケナビ
エコって勘違いすると困ったことになりますよね。
環境省の話では、冷房設定温度を上げて職員が悲鳴を上げている中で、夏だってのに「暖房便座」は入りっぱなしだったとか。
完全に「広告的効果」を狙ったとしか思えない施策ですよね。
生産効率とか、それでPC吹っ飛んだ時の損失とか考えたら、恐ろしくてできないと思うんですが、上の方々は涼しいところで数字だけみて勝手に決めるので困ります。
tnoma
「エコ」は最近印籠化してますからね、印籠を使って豪遊、悪徳三昧の偽黄門さまご一行が出てくるエピソードを思い出します。
助さん、角さんに懲らしめてもらいたいものですが(w