Xacti 2.0 夏モデル DMX-CA65 発表会に行ってきました

写真はこちら⇒Xacti 2.0 夏モデル - a photoset on Flickr
しかし余りいい写真はとれませんでした。それだけがとても残念。

さてXactiですが、今回のモデルは防水が売り。逆にいうとたったそれだけ。

それだけ?と思うか、それが素晴らしい!と思うかは受け手次第ですが、私は元々防滴・防水好きなのでかなりの好印象。見た目のデザインもスクエアを内部に取り込んだのでなかなかカッコイイ。

しかし持ってみたらやっぱりツライ。どうもこの形に私の手はフィットしなく、ホールドして操作系に親指を乗せようとすると親指がやけに曲がって、そこが筋肉痛。ボタンは必ず見てからじゃないと操作できないし、今回のように水中にカメラを入れるなど撮影ポジションを変更すると、液晶画面が角度的に見えなくなったりと、意外と使いにくいことを確認。

今までのハンディカムなど、ファインダーを目で覗くタイプだと、カメラの動きは頭の動き(首の傾き)とシンクロするので特に不都合はないのですが、腕を伸ばした状態で撮影するXactiスタイルだと、カメラの動きは手首の動きになるので、動かしたら液晶画面が見えなくなるんですね。今回のような水中撮影は特にローアングル撮影に移行していくので、そのたびに液晶パネルを左手でひねって修正するという作業に追われてしまいました。とはいえ腕を伸ばしたからこそ撮影できる画もあるわけなので、たいした話ではないかもしれません。ただ同様なことは通常撮影時にも起きるので、そもそものこのXactiスタイルが動画撮影に最適なスタイルかどうか、疑問が残りました。

同じスタイルで(縦型)ハンディカムがあるのですが、こちらは静止画はオマケで基本は動画。ズームは親指ではなく、人差し指を使い、親指はスタートストップだけを担います。なので撮影中は親指を本体のホールドに回すことが出来ます。Xactiはズームしようとすると親指が浮く形になって、ホールドが甘くなってしまうような気がしました。液晶パネルを開いて手に持つのですが、開いたら本体が薄くなるのもその原因かと。開かないと持ちやすいのですけどね。

あと静止画をとるのも親指ボタン。写真のレリーズボタンは伝統的に人差し指なんですけど、これもちょっと違和感がありますね。

機能面、性能面は物凄いいいんですけど、手にもってみるとなかなか馴染まないのがXactiなんですね。なので購入までなかなか踏み切れません。

あと注意点。

防水機能はいいのですが、電池&メモリーカードを入れるハッチの開閉にはご注意を。きちんと「ロック」を操作しないと浸水事故がおきてしまうらしく、発表会でも何台か浸水してしまったそうです。

そしてもう1点はこちら。

SN370127

防水でもさすがに温度差による結露は免れられません。金魚の水槽で遊んでいたら、中が曇ってしまいました。しかも中なので拭ってとることもできません。

とはいえなかなか魅力的なモデルであることには間違いないですね。これからの季節、キャンプでの水遊び、海にはもってこいです。