Computer History Museum: ハンドヘルドコンピューティングは夢か幻か

コンピュータを手のひらに。

このコンセプトがどれだけの人の感動を呼んだか。その当時の熱狂ぶりと期待ぶりはもの凄いものがありました。私も見たこともないこのNewtonのコンセプトに感動して、進路を決めたものです。

20060218/s/dsc_4460.jpg20060218/s/dsc_4597.jpg20060218/s/dsc_4608.jpg

20060218/s/dsc_4596.jpg
20060218/s/dsc_4465.jpg

手書き文字認識技術。

ハンドヘルドにペンコンピューティングというインターフェースを支える基礎技術です。ストロークから近似して漢字の候補を出すというそのインターフェースは日本語という特殊な文字を入力する難易度の高い技術でした。それをやすやすと実現したのがソニーのパームトップ。3世代作られてその歴史を一旦は閉じましたが、再び写真のようにMagicLinkとして復活。こちらもGeneralMagic社の盛衰とともに姿を消しました。その後はCLIEでの再登場となるわけです。そしてCLIEもまた歴史を閉じたわけですね。

Palmも2000年前後を最盛期として、HWとソフトウェア部門の分離、アクセスによる買収を経て歴史を閉じています。ハンドヘルド、パームトップコンピューティング。甘く香しく人を惹き付ける魅力がありながらも、長くは続かない製品寿命は儚い夢のようでもあります。今後もまた再び脚光を浴びる日は来るのでしょうか。

少なくとも今最も成功しているペンコンピューティングは、

ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト
B000ELYHZY

ニンテンドーDSですね。