Computer History Museum: 外部記憶装置 ディスクドライブ編

のまのしわざ:Computer History Museum: 外部記憶装置 テープ編の続き

テープは大容量ストレージとして利用できますが、ランダムアクセスができません。シーケンシャルにデータを読むしかなく、特定の位置のデータを読むには一旦巻き戻して最初から読み込む位しかありません。

一方ディスクドライブはディスクヘッドの位置を正確に把握することで、どこの位置のデータでも指定して読み書きできます(ランダムアクセス)。

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じゃーん、これがIBMの最初のハードディスクドライブです・・・直径は余裕で1m前後あります。容量はなんと!太っ腹の10MBです。メガのドライブですよ、SEGAのゲーム機を思い出しますね。ディスクは勿論1枚、厚さは10mmほどあります。これをびゅんびゅんと回して記録していたわけですね、その騒音と振動はどんなものだったのでしょうか。想像にかたくなく、相当なものだったに違い有りません。

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ちなみに撮影に使ったデジタルカメラの1枚は3MB、つまり4枚でこのでっかいHDDは一杯になります。そんなわけで枚数が増えたり、磁束密度の高密度化など技術革新を経て、小型化、大容量化が進むわけです。

そんななか色々なメーカーが参入し、そして消えて行きました。国内メーカーでもHITACHIやソニーと名だたるメーカーが参入してましたが、結果は2強に絞られてしまったようです。

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こちらは珍しい、磁気ドラム装置です。原理的には磁気ディスクと同じなのですが、ドラムを利用してしまったために高密度化、大容量化という進化パスに乗ること無く消えてしまいました。

こちらはHDDの展示しかなかったように思うのですが、フロッピーディスクや光磁気ディスクなどもほぼ同じ原理で色々なメーカーが色々な規格を出しては消えていきましたね。

8インチディスク、5インチディスク、そしてつい最近までPCに標準装備だった3.5インチフロッピーディスク。そういえばソニーがこれを開発していました。3.5インチフロッピー標準搭載のSMC-777とか、是非展示して欲しいものですね。さすがに2インチ搭載プロデュース(ワープロ)とか展示して欲しいといいませんから。