WIRED Magazineによると、Google, Yahooなどは Web2.0 companyというらしいです。そして今のdotcom boomと90年代後半の.com bubbleとの比較がありました。一番面白かったのはexit strategyで、bubbleの頃は IPOだったのですが、今は "Yahoo!"だそうです。つまりFlickrのように買収されるのがナイスなexit strategyだと分析していました。
それはともかく、Web2.0 companyを訪問してきました。
まずはGoogle様です。90年代後半、Google登場時にすぐに潰れるとかYahooにかなうわけがないとか風評があったなんて、想像つきませんよね。今の勢いは世界を確実に変えてます。その本社村がここらしいのですが、でかすぎです。ここもまたスケールが違います。角を曲がってから通りの左右、すべてがGoogleなんですから。オフィスという概念をこえて、確かにCampusという呼び名が似合ってますね。ビルの周辺に駐車場が完備しているのはこちらのオフィスのスタンダードですが、中庭、パティオがあり緑あふれるその敷地。テーブルには空いたビール瓶が雑然とおいてあり、恐らく金曜日の夜にパーティかなにかあってフリードリンクとして飲んだのでしょうか。自由な雰囲気と快適な環境がそこにはあります。
では仕事はどうなのかというと、駐車場においてある車の数を見る限り、結構な人数が土日にも関わらず出てきているのでしょう。でもきっと労働をしている感覚は薄いに違いありません。
隣が公園になっていて、その先には丘が見えるのですが山頂の人がかすんで人か、木か見分けがつかないくらいの距離感というのが羨ましいです。ここに務めていたら絶対昼飯は公園で食べますね。
お次はpixarで億万長者となったジョブスのお城です。何がいいって、ほら、この番地ですよ。
Infinite Loop
不吉です:)
きっと隣には core dumpとか、segmentation faultとかいう地名があるに違いありません。こちらもGoogleほどじゃありませんが、左右どこもかしこもAppleのオフィスです。本社の横にretail shopがあり、ここがApple Storeなのですが、他のApple Storeとは違うlooksでした。しかも土日はお休みですし。
何がいいって、ここはビル内は当然、敷地内すべて禁煙なんです。ジョブスが来てからそうなったらしいですが、最高です。私もそんな禁煙環境で仕事をしてみたい!
San JoseのYahoo!です。ここまでくると結構高層の建物になってきてます。その駐車場の広さにビックリですが、Googleの後だったのでその驚きも余り大きくありませんでした。でかい公園が隣にある、Googleがいいな :)
ということで「サンフランシスコのオフィスは小さい」というこちらの人の気持ちがちょっと分かりました。日本が水と空気はただと思っているように、アメリカではコーラとオフィス空間はただ(同然)、なんでしょうね。