機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-44 二人のラクス

ファーストガンダムを見たあとだと、SEEDの名セリフが霞んでしまってなかなか筆が手につかない、いやキーボードが手につかないです。

気を取り直して今回の名セリフ。

アスラン「おれは諦めがよくない」

ええ、みんな知ってますとも。

- 二人のラクス

今回は本物のラクス登場ですがやったことといえば「旗色鮮明にしたこと」、「デュランダルの真意を探ろう」の2点です。まずラクス派はデュランダルの基本方針に反対、もちろんジブリールにも賛同しないこと。そしてデュランダルの言葉の裏に隠された真意を知る必要があることです。

- DESTINY PLAN

デュランダルの真の目的はコーディネーター研究所みたいなところに書かれていた謎のDESTINY PLANという話。ノートを入手したのはいいんですけど、それと他の材料と組み合わせて導き出した答えという感じはなく、とりあえずラクスの口からデュランダルの真意を聞かされました。よくわかんないけど、まあロールプレイングゲームのような世界を作ってプレイヤーはロールにあわせた人生を幸せに送ろうということらしいです。その世界、そしてプレイヤーのロールを作るのがデュランダルってわけです。王とか神官とか言われてましたけど、独裁者の考えそうなことですね。

- シンとルナマリアとレイ

悪の3人トリオ、あれいつから悪になったんだ?
シンはいつもの口癖「なんで」とか言ってましたけど、やはり象徴的なのは「だってあれは」ですね。ジブリールを逃したのはアークエンジェル、フリーダム、そしてアスランのセイバーのせい。いつだって人のせいです。レイはその点を知ってか知らずかどちらにしても自分たちの責任だというのですが、逆にセイバーを倒すほど「強く」なれという発破ともとれます。

ルナマリアはそこでアスランが生きていること、そしてメイリンが生きている可能性があることを知るんですが、心中どんなんでしょうね。メイリンのことを「生きる価値のない裏切り者」と断罪しているレイが側にいるし、「この裏切り者のくせに」といってアスランを依然殺そうとするシンが彼氏なんですから。男運ないなあ。

- がんばれディアッカくん
ルナマリアが男運がないとすれば、まったく女運がないのがディアッカくん。イザークにいたってはオンナッケすらない。そんな(イザーク)ジュール隊、今回は大活躍。男やもめ軍団は仕事に命をかけるしかないのでしょう。

- 5機のザクザクキャンペーン
今回もっとも目だって活躍したのはオレンジショルダーの5機。ガナーザクウォーリアらしいのですが、オニール形コロニーのバーニアを破壊してビーム兵器レクイエムの軌道をずらし、レールガンの一斉掃射でコロニーを破壊することに成功します。5機かあ、これをプラモで実現するには5機もザクを買う必要があるんですよね。バンダイさまの圧力というか恣意を感じます。1機よりも3機、3機よりも5機。5機パックとかでてきたりして。

ということで舞台はすっかり宇宙、そしてコロニーを破壊するビーム兵器レクイエムを破壊するためにザフトは月を攻略しにいくようです。アークエンジェル、エターナルはどう絡んでいくんでしょうかね。やはりまずはレクイエムを破壊してジブリールのトドメをさして、そのあとデュランダルでしょうか。デュランダルの最期が今から楽しみです!?レイとかね。というかまた話が間に合わない。これってわざとですか?