日本の日本車

最近輸入車ばかりを試乗してますが、ここでたまには日本車について考えて見ます。

日本車とは言うまでもなく、トヨタ、ニッサン、ホンダ、マツダ、ミツビシ等のメーカーが作った車です。ただイメージとしては多数派、つまりトヨタ車が日本車のイメージを作り上げているといってもいいでしょう。これは日本といったときに東京がそのイメージとなっているのと同じです。日本といって、いきなり鳥取をイメージして「砂丘があるよね」といわず、日本車といっても光岡とはイメージしないです。

それではトヨタ車のイメージとはなんでしょう。

- 品質が高い
- 壊れない
- 比較的安い
- 安心

あと生産方法が画期的とか色々と続きますが、だいたい主なところはこれらでしょう。これらが受け入れられてアメリカの3大メーカーに食い入り、数年後にはトップ2になる企業規模にまで発展しているようです。

ところが車が好きな人に限ってトヨタ車に乗っているケースは稀です。いや、稀になってきました。トヨタの発展に反比例しているかのようです。さてその原因は。

トヨタは世界企業の一方、実は地場産業、愛知の企業です。愛知というよりも尾張三河の企業といった方がいいでしょう。尾張その気質がトヨタのキャラクタを培っているのです。それが

- モッタイナイ

というキーワードです。彼らはまず無駄を排除します。無駄が嫌いなのもそうなのですが、節約が美徳とされています。安いものを崇拝します。同じ性能なら、安いものがエライと考えます。

尾張ではティッシュは買うものではありません。なぜなら路上で無料で配っているからです。無料なものにお金を払うのは「モッタイナイ」。なので路上のティッシュ配りに行列を作ります。さらにいえば気が済むまで何回でも並びます。もはや「モッタイナイ」ではなく「ケチ」の領域まで踏み込んでしまいます。

そのせいか、車線変更の時ウィンカーも出しません。ウィンカーの電気がモッタイナイと思うからでしょう。

一方で結婚式などイザという時はこれでもかというくらいに豪華絢爛、過剰なまでお金を使います。ういろうなどのお土産も重い、かさばる方がエライという価値観で認められているのです。

尾張三河・尾張といえば徳川家康、豊臣秀吉を輩出し安土桃山時代を築いたお土地柄。元々独立心旺盛で隙あらば天下をねらいます。そんなトヨタが今狙っているのは高級車マーケット。アメリカでLEXUSを成功させて、夏から日本でもLEXUSの投入です。500万円以上の車しかラインナップしないプレミアムブランドです。いつもはティッシュ配りに並んでいるくらいケチなのに、娘の結婚式でいきなりガラスばりのトラックに嫁入り道具を押し込み、披露宴ではゴンドラとドライアイスの煙の中から登場くらいのインパクトがあります。

話は戻り、トヨタ車が日本を代表する日本車というイメージなのですがそれは違います。尾張三河の国の尾張三河車なのですから。もしもトヨタが次を狙うとしたら、それは国です。日本をトヨタ王国にしてしまうことです。そうすれば名実共にトヨタ車=日本車となることでしょう。

GO GO 名古屋。

名古屋はええよ!やっとかめ ちまき亭

このフラッシュの元ネタになっている歌を聞けば、名古屋の1から10までが、完璧に理解できる様になる事、間違いなしです

名古屋、愛知出身の方、ゴメンナサイ。

2005/07/15追記)
尾張ではなく、三河の企業ということで修正しました。三河気質が本当に上記のようかどうかは知りません・・・(^^;