PHASE-31のビデオを誤操作で消去してしまって凹んでいるのまです、こんにちは。
今回は脱走したアスランを巡っての戦いです。
シンの口癖は「なんで」「どうして」です。いつもその理由を求めるものの、分かりません。彼は常にその理由を他者から与えられるものであり、自分で考えるという方法はとりません。唯一とったのは大間違い勘違い、思い込みでステラが戦災孤児であるといった時くらいでしょうか。
アスラン、そしてメイリンがグフで逃亡、わけも分からずに追い込みます。しかし彼自身に考える能力がないために情報が多すぎて思考停止、キレて種割れ、アスラン、メイリンが乗るグフを破壊してまたもや罪を重ねてしまう結果になりました。純粋まっすぐ君なんですね。外から注がれる価値観や正義感を咀嚼、吟味することなくまともに受け止め、そのまま実行する鉄砲玉になってます。
ここでレイの立ち位置がさらに鮮明になってきました。レイは自らの手を汚さず、わざわざシンにメイリンを殺させました。メイリンはDESTINY開始から今まで日陰の存在であり、目立ったところもなく、もちろんザフトを裏切るための動機もない純粋無垢、人畜無害のキャラ。シンにとっては同じクルーであり戦友ルナマリアの妹ともっとも親しい存在だったはずなのに、シンから見た真実よりも、デュランダルの価値観が正しく、最も優先すべきだということをこの一件で刷り込むことに成功しています。キラ・フリーダムを倒したシンは現在最も強大な戦闘マシーンであり、そのマシーンをデュランダルの支配下におくことはデュランダルに忠誠を誓っているレイにとって、アスランを抹殺することと同じく重要なことだったのです。
忠誠ということで思い出したのが、フェイス(faith)という制度です。faithは信頼、信仰といった意味です。ザフトのfaithという制度は正確には議長デュランダルへのfaith以外の何者でもなかったということで、独裁者の親衛隊のようなものだったのでした。そういう意味でアスランは議長の期待に応えなかったし、裏切ったとの解釈も一方的な意味では正しいです。
もう一人のfaith、グラディスですが、デュランダルに対する不信感は募るばかりです。元彼は所詮は元彼。別れた理由が何にせよ、続ける努力をすることを辞めているわけですから今回もやっぱり袂を分けざるを得ない、という雰囲気になってきました。こちらの動向も注目です。
さて次回はなんとあのデストロイ再びです。2号機があったんですね~、パイロットは誰なんでしょう。ザム・ザザーのように3人くらいで操縦したりして。
mou
ガンダム話、いつも楽しく読ませてもらってます。
シードに比べてイマイチ盛り上がりに欠けると思っていたデスティニーですがようやく仕掛けてきましたね。
レイとデュランダルがどんどんワルになっていくのがいいです。
シンの無敵っぷりをここでアピールしておいて、アスランとキラがそれを越えることで強さの対比を成立させたいのかと思うのですが二人とも機体がないんですよね。
機体の供給元もほとんど途絶えた今の状況でどんな手を使ってくるのかも楽しみです。やはりオーブ?
PHASE-31を消してしまったとのことですがヤフーにキャッシュが残ってましたよ。
一応こちらでも保存しておきますね。
意味が違ってたらごめんなさいです。
tnoma
mouさんコメントありがとうございます。
DESTINYはタメが少なくて、引きも弱いので抑揚が感じにくいですね。実際にはこう、テンションが高い状態のままの状態かなと。SEEDは結構キラがどーんと落ち込んだり、船内の確執とか描いてタメがあって、一気に盛り上げるというところがあったように思います。DESTINYの各々のエピソードはいいんですけどね。ちょっと性急すぎるきらいがあります。ステラなんてあっけなかったし(^^;
PHASE-31の件、お気遣いありがとうございます。PSXで録画したビデオの方でした。再放送を待ちます:)
毘政
今週の放送で、独裁者デュランダルが誕生したわけですね。
ナポレオンのようになっていくのでしょうか?
楽しみですな。
鉄雄
はじめまして。
OPなどに写っていた
百式みたいな機体が、
きになりますね。
tnoma
バルトフェルド機とは思うのですが、そういえば初見ですね。どんな機体か楽しみです。