機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-27 届かぬ思い

今回は名セリフがないよと思っていたのですが、見返してみるととんでもない名セリフがありました。ミリアリアがアークエンジェルに帰って来たときに交わしたセリフがそれです。

ダリダ「元気?エルスマンとは?」
ミリアリア「ふっちゃった!」
ダリダ(笑)

エルスマンってダリダ?って、ディアッカ・エルスマンのことじゃないですか!!

ディアッカ、SEEDのメインキャラでありながら最も不遇な境遇の持ち主。赤服、つまりは士官学校のトップ10でありトップエリートの一員ながらもその最後尾に常に位置。SEEDではニコルが散り、アスラン遭難、キラが行方不明になった激闘の中でさっくりと拿捕されその後しばらくはアークエンジェルの牢に閉じ込められたまま連合のアラスカ基地へと連行される。途中メシの配給も忘れ去られるほどの存在感のなさ。ミリアリアが温情をかけてメシをもって来てなんとか生き延びる。アラスカ基地でおろされるかと思いきや、そのままアークエンジェルの牢のまま。アークエンジェルは連合から脱走、連合に追われる立場となりオーブへと逃げ込む。その間、コーディネーターぎらいのキチ○イフレイにフォークで殺されそうになるところをミリアリアに助けられる。一宿一飯の上に命を助けられた恩義のためか、連合に攻め込まれるオーブでようやく自由の身となるものの、そのままバスターに乗り込みアークエンジェルに組する。その後第三勢力としてのアークエンジェルになんの主義主張ももたないまま、ただ単にミリアリアがいるというだけで参画し、ヤキン・ドゥーエ戦に参戦。途中大破し危機を迎えるが元僚友のイザークに助けられて一命を取り留める。

その後イザークは隊長の白服へ昇格したものの、ディアッカはザフトを裏切ったためにその後トップエリートの赤服から一般兵士の緑服へ降格。現在はジュール(イザーク)隊に所属してイザークの指揮下にある。女にフラレた挙げ句にこの境遇です。彼は一体なんのためにあそこでアークエンジェルに組したというのか。まったくもって orzな彼に同情。しかも名前も知らない「ダリダ」とかいう奴に笑われてしまう始末です。

頑張れディアッカ(笑)

次回はついに前半最大のヤマ場です。