タウシュベツの現状

友人がタウシュベツに行ってきて、写真を撮ってきてくれました。

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11/6(土)~7(日)にかけて、十勝へ行く所用があり、 ぬかびらのユースホステルに泊まって、 7日(日)早朝にタウシュベツに行ってまいりました。

例年であれば、この時期は水没しているのですが、
今年は水量が少なくて、まだ見ることができました。

その時の写真をお送りします。
写真はもともとが銀塩写真のうえ、解像度を落として
ありますので、うまくご覧いただけるか心配ですが、
とりあえずお送りします。

写真はすべて湖岸から撮影している関係上、
いろいろな焦点距離が必要になり、手持ちの
デジカメ(35~70mm相当)では対応できませんでした。

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「タウシュベツ崩落部(tau3.jpg)」(250mmレンズで撮影)
で明らかなように、中身の岩や砂が露出しており、
水没すればすぐにでも流出しそうな状況です。
その時に橋の形状を保っていられるかどうか、力学計算
してみないと正確なことはわからないものの、かなり微妙な
状況です。

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また「タウシュベツ中身(tau2.jpg)」(21mmレンズで撮影)
でご覧いただけるように、この橋は中身はすべて
岩と砂だけが詰めてあり、外側だけに鉄骨をめぐらしてある、
「無筋コンクリート橋」ですので、崩落部以外の岩や砂が
流出する可能性もあります。

どうもありがとうございました。
「力学計算」・・・って、さすがです。


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