日本未来科学館 MeSci (ミーサイ)

本日はお台場にある日本未来科学館 MeSci(ミーサイ)へと行ってきました。

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日本未来科学館

フロアは大きく分けて3つのセクション。1Fがイベント系になっており F.C.R.Bスタジアムプロジェクトなどと、『PlayStationと科学』展 ~コンピュータテクノロジーとエンタテインメントの融合~をやっていました。
3Fでは常設展示で機械工学、電気電子工学、情報処理系、5Fでは生物、自然科学系です。そのほかプラネタリウムもあるようでした。

8ヶ月の子連れだったのでなかなか集中して展示を見られませんでしたが、小学生の高学年くらいの子供たちは生き生きと興味深く遊んでいました。それくらいの年齢だと一日遊んでいられるでしょう。

なかでも笑えたのが人体の臓器立体パズルです。肺、心臓、胃、肝臓などがパーツになっていてそれを体にはめこむんですが、まさに遊び感覚。同じ系統のパズルで頭版もあり、脳みその大脳、小脳、間脳などはめこむのもありました。うーん・・・

展示を見ていてちょっと気になったのは、ビデオ説明が多いところです。ビデオ説明だと時間がかかるのとてっとりばやく要点を理解するのに不向きですのでほとんど場合はそういう展示はスキップしちゃいます。また物理系の展示がなく、もっとプリミティブな力学とかの実験展示は余り目にしませんでした。なんか応用系が多いというか。

例えばイギリスの science museum
比較すると、science museumの方はイギリスが科学の発祥および発展の原点だとばかりの自信とプライドを全面に押し出していて歴史的なものから入ります。例えば蒸気機関とか。年代を追いながら科学の発展を紹介してます。ですから上のフロアにいけばいくほど年代が新しくなっています。その展示の量と質はかなり見ごたえがありました。

一方アメリカのLiberty Science Centerの方は割とMeSciに近いです。しかしもっとプリミティブな物理系の展示、例えばフーコーの振り子や振動、音波や光の屈折などの原理展示が目を引きました。

MeSciの方は少し散文的な感じがして、いささか流れを感じられません。しかしボランティアの説明員が数多くいて、とても親切なので好感が持てましたし、奥には実際に自分の手で作業ができる「工作室」みたいなものがあり、人材育成に力を入れていることが伝わってきました。

今後も機会があれば足しげく通ってみたいところですね。入場料は大人500円、駐車場は一時間300円、延長30分毎に100円ですから安いです。