EP3 シビックタイプR vs S2000

先日初めてEP3シビックタイプRを運転しました。

EP3 Civic TypeR

友人のなのですが、主な仕様は足回りテイン+EDC、クスコ強化クラッチ、ワンウェイLSD、無限吸排気、ボディ強化パーツ(ロアアームバー、フロアバーなど)です。

とにかくエンジンがいいです。友人のアコードユーロRと同じですが、100kg以上軽量なので回転の伸びがさらに良いです。無限の吸気排気も効いているのか、精緻な吹けあがりで、上質な雰囲気です。雰囲気だけではなくVTEC(ハイカム)に切り替わった6200回転くらいから一段と伸びていき、実際パワーも出ています。一方、2000回転くらいでも十分なトルクで乗りやすく、ずぼら運転も許容します。

正直いって、これほどの加速力を持っているとは思いませんでした。215psですよね、カタログ上。なのにカタログ上250psのS2000を凌駕するその加速力にちょっとびびりました。ノーマルに毛が生えたようなライトチューンS2000でオプションパーツてんこもりEP3をやっつける方法も考えないといけません。

EP3の強みはエンジンだけではなく、そのパッケージングにあります。ほとんどオーバーハングのない2ボックスボディ。これにより軽快なコーナリングが期待できます。そしてFFであることからFRと違い駆動のフリクションが少ないこと。コーナーでも直線でも軽快に走れそうです。

S2000の強みは50:50の重量バランスと低重心です。加速Gを後輪で受け止め、エンジンパワーをたたきつけることでトラクションに変える。低重心を利用しコーナリングスピードを高める。

Sタイヤ装着に対応してオーリンズフラッグSのバネをかえたところ4cmほど車高が上がってしまいました。伸びストロークを使ってしまうのと、重心が高くなってしまった分不利になっているので現在低重心を達成すべく、車高を元に戻そうとガレージ入りしてます。車高を下げて、打倒EP3。S15もね。