殺人発生率と自殺率

先日、シティバンクへ外貨預金をしにいった。なぜならばっ!そう、ボーナスが出たからだっ!!


ボーナスはしばらく使う予定がない。そこで今はやりの外貨預金でもやってみようかと思いついた。

外貨といってもいろいろあり、ドル、ユーロ、香港ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなど。この中で今利率がいいのはオセアニアの2国、オーストラリアとニュージーランドである。最近のトレンドを見る限り、ここ2年は上昇(円安)傾向である。

そういったレート以外のデータとして、経済をはかる指標として労働人口率や、出産率、高齢化などのデータを見せてくれた。そのデータの一番下にちょこんと乗っていたのが表題のもの。

人口10万人あたりの殺人事件発生件数と自殺者数

どうして経済の指標のデータになるのかはわからないが、目をひいたのがその中身





(人口10万人あたり) US 日本
殺人事件発生件数 4.55 0.50
自殺者 11.325.1

よく見てみよう。日本は圧倒的に殺人事件がおきないが、自殺者が圧倒的に多い。殺人事件が一度に平均何名を殺すのかのデータはないが、いずれにしても人の命が奪われてしまうのはどちらがいったい多いのか、悩んでしまう。自殺って自分で自分を殺すことで、その原因はストレス等あるが、社会が起因するだろう。なんだか日本って平和な国ではないんだなと思った。

そこで、もっといろいろなデータが知りたくなったので、「はてな」で質問。この結果をえた。

このOECDランキングは非常に興味深い。たかがデータなのだが、いろいろな角度から見ると面白いことがわかってくる。

ちなみに、日本は自殺率は第3位、女性は第1位なのだ。メキシコは殺人事件はだんとつの1位でありながら、自殺は一番下の29位なのだ。自殺するくらいなら、人を殺してでも生き延びようというお国柄なのか?

今日本の行く末として注目しているのが、イタリアとスペイン。特にイタリアは日本と類似していると思っている。資源はなく、国土も狭く、高齢化が進み、車産業が発達している。そんなイタリアはというと、

警察官の数1位(559人)

日本はちなみに182人で、22位/29位なのだ。ちなみに最低は殺人事件率No.1のメキシコで

5人

イタリアの100分の1である(笑)

日本は治安がいい(といわれている)ので、警察官が多いかと思っていたら、意外と少なかった。今、日本は万引きや痴漢、落書きなどの軽犯罪が多発してきている。それに売春を中心とした性犯罪も急増中だ。こういった状況はこれから治安の悪化の前兆といえるのだが・・・

なーんてことを見ながら、結局外貨預金はニュージーランドドルとUSドルにしときました。NZは労働人口率は今はUS並だが、14歳以下の次期労働者人口の率が多い。これは10年後も経済が発展することを意味する。かたや日本は高齢化が激しく、少子化の影響は避けられないだろう。

本当に大丈夫なのかなあ?日本って国は。