大事故以来ずっと課題だったのが雨漏りとガソリン臭。ガソリン臭は最初オールペンした後だったのでずっと塗装が乾いてないから、と思ってましたけど1年たってもにおうこと、そして箱根の七曲をはしったときに子供が
「ガソリン臭い、もれてる!」
と叫んだことからようやくこれが塗装臭ではなく、ガソリン臭ということだと気付きました。
とはいえガソリン回りは素人で手を出せるところでもなく、今回まとめてメンテナンスに出した次第です。
ガソリン臭の原因はチャコールキャニスターではなかった
ネットで色々しらべたところ、チャコールキャニスターと呼ばれる、気化したガソリンを液体に戻す部品が怪しいのではないか、と推測。基本は半永久的に使える部品ということですが、それでも14年たった2001年式であれば劣化していてもおかしくないというもの。
ところがこの部品がまず欠品。ようやく届いて交換したものの、ガソリン臭は治らず・・・つまりハズしてしまいました。
次にあたったのが燃料ポンプの部分。これを外すのはおおごとになりそうでしたが、結果的には知恵の輪のようにして上から外してパッキンを交換。上から外すといってもシート裏のパネルを全部外さないといけないわけですが・・・
このパッキン、690円の部品が劣化していたためにガソリン臭がでていたようでした。
これで完全に治るといいですね。
ブレーキバランス不良
次に気になっていた点、それはリアのブレーキ。フルブレーキするとどうもリアが横に流れる傾向があり、特にロック寸前のギリギリまで追い込むとカウンターステアを少しあてるほど。最初は路面の状態だと思っていたのですが、どこでもフルロック寸前までのハードブレーキで起きることから、おそらくブレーキ自身の問題と推測。
大事故後の修理で左リアだけ新品ブレーキキャリパー、ブレーキディスクとなっていて、右リアはそのまま。キャリパーが開いている可能性もあり、この際交換しようと交換しました。
そもそもサイドブレーキに細工をしていたこともあり、これもこれでリセットです。ブレーキフルードも当然交換(Moty's T29 500ml)
実際にブレーキバランスがとれたかどうかは、ディスクの当たりをつけたあと、要確認。
事故修理時にケチらず、同時にやっておけばよかったなあと反省してます。
雨漏り対策
大雨や洗車のさいにじゃーじゃートランク内に水が入ってしまうので、その原因究明と対策を実施。原因は大事故後の修理のシーリングが完璧ではなかったことなど複合要因でした。左右ともシーリングしなおし、洗車では大丈夫になったとのこと。こちらも継続して様子見です。
その他、さび取り
下回り、特に左サイドシルに錆がではじめていたので、さび取り、サフェーサーにより錆対策。
・・・
やっぱり経年劣化、大事故の後遺症が響いてますね。次は幌、ウェザーストリップなどをリフレッシュしたいところ。
久々にのったら、エンジンの精緻な回転、スムースさに改めて感動。アクセルワイヤーに直結したスロットル、やっぱりこの時代のVTECエンジンは最高です。
走行距離 56631km
Garage Group4 - ガレージグループ4さん、メンテナンスありがとうございました。
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