『ハイレゾオーディオ』が誘うハイクオリティの世界

『ハイレゾオーディオ』。最近たまに聞くキーワード。

MP3が時代の寵児となり世間を席巻。PCで、ポータブルオーディオでデジタルオーディオを聴くために生み出された圧縮技術のひとつの標準化フォーマット。メモリもディスクも小さかった、それこそたった 64MB(メガバイト)で

大容量!

と謳えた時代になんとかCDと同等のオーディオデータを入れ込もうとした結果の産物。このハンディさのおかげで新しい時代へと突入したのですが、それから約10年以上が過ぎました。

MP3はハンディさと引き換えに、音質の悪さを伴っています。圧縮時にデータを省略している、非可逆圧縮のためで、デコードしても元に戻りません。

そしてメモリもディスクも大容量化したこの時代、アンチテーゼとして注目されているのがハイレゾオーディオ。

CD音質を劣化させたものがMP3としたら、CD音質を超える高品質オーディオがハイレゾオーディオ。簡単にいうと情報量が圧倒的に多くなることで、音の再現度が高まったオーディオです。

音楽は基本ライブ、スタジオが最高です。

しかしライブで聞けるのは時間と場所の同時性を求められるため、一握りの人たちだけです。これを「録音」し、メディアに収めて、頒布すればいいじゃないか、というのが音楽パッケージの歴史です。古くはレコード、カセットテープ、そしてCD。物理メディアによる頒布から、ネットワーク時代になり通信により頒布されるようになり、これが昨今主流化しています。iTunesしかり、そのフォロワーサービス然り。

オーディオシステムは切り離された時間と場所を再現するタイムマシンのような存在。

そのハイエンドが長らくCDのまま、それを超えるフォーマットとして確かにDATやSACDがありましたが普及せず。CDのジャケットがいる、いらない、iTunesのAACでいいよ、というレベルの議論をしている間にふと気付いたら、やってきてましたよ、ハイレゾオーディオの世界。

ハイレゾ=High Resolution(高解像度) という意味の高音質のオーディオの世界は、昔私たちが憧れた超高級オーディオの世界とはちょっと趣が違います。慣れ親しんだポータブルオーディオやPCを使い、既存のオーディオシステムにつなぐインターフェースであり、ゲートウェイ。

ハイレゾ音源を頒布する主な経路がネットサービスであるため、その親和性を求めるとスマホになるのも自然な流れ。対応するスマホやポータブルオーディオプレイやが出てきています。

そんな情報をまるっと収めたのが「まるごと一冊ハイレゾオーディオ完全ガイド」です。

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今回はご厚意により献本頂きました。ありがとうございます。

これ一冊あれば、ハイレゾオーディオの世界の概念、最新の機材一式、自分のライフスタイルに合わせたシステム構成が丸わかり。モヤモヤした音だけではんく、自分の理解がシャッキリ、スッキリしますよ。

スペックの理解だけではなく、自分の環境でもはやくハイレゾオーディオの世界を堪能したいですね。

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