僭越ではありますが、呼ばれたのでソニーがVAIO事業売却のニュースについて、当時の一般社員目線からの感想をお話しました。
VAIOは湘南テックと長野工場で生まれたといっていいと思いますが、VAIOに至るまでに
・NEWSワークステーション
・QuaterLデスクトップ（オリジナル設計⇒AcerからのOEM）
・アップル PowerBook 100のOEM
・DELL ノートパソコンのOEM
といったコンピュータグループの流れがあったからで、いきなりポッとVAIOが出てきたわけではないというところがポイントです。そのVAIOも最初の1～2年は鳴かず飛ばず、ハンディカムをやっていたパーソナルビデオ部隊が合流して当時ハンディカムの筐体に使っていたマグネシウム合金をノートPCに使い、軽量薄型を実現した505の登場で、ようやく日の目をみました。
私が所属していたソフトウェア部隊はそんなハードウェア部隊の輝かしい功績の影に隠れ、地味にバンドルソフトを作ったりと常に日影の存在。そういうわけでよく分からないことも多かったわけですが、そういう意味では内の人でありながらもっとも第三者的な立場と視点となっていると思います。
よろしければぜひどうぞ。なお、ノークレームでお願いしますw