やってきましたコットンクラブ。東京は丸の内、とても雰囲気のいいライブレストラン。こういうところに来るのはNew Yorkのブルーノート以来です。
森高千里 - 25th Anniversary - |CHISATO MORITAKA - 25th Anniversary -12月4日にはセルフカバーアルバム「LOVE」(Vo.1〜4)をリリースする森高千里が、遂にコットンクラブ初登場。贅沢な雰囲気の中、これまでとはひと味違うライヴをお楽しみください。
貼りだされたポスターには森高千里直筆サインが! しかも日付は今日!
COTTON CLUB入り口。チケットは11卓 1番~3番。事前に席次が全く分からず、どこに座るのかドキドキです。
【以下ネタばれあり、ご注意を!】
開場してクロークに上着等を預け、中の待合室に入ります。
待合室では最近発売になった森高千里200曲カバーのLOVEのCD/DVDなど発売中。まだ108曲くらいしか録音できておらず、道半ばです。200曲カバーはyoutubeの森高チャンネルでも見ることができます。
ここで受注生産というフォトブック、一番でっかいサイズを注文。やっぱりつづらは大きくないと!
しばらくして渡されたプレートの番号が呼ばれ順番に中に案内されます。プレートは24番、なかなか呼ばれないので、きっと飛行機と同じく奥(ステージ前方)の方から埋めていくんじゃないか、と予想していました。
ようやく呼ばれ、中へと案内されます。席はまだ半分しか埋まっておらず、さてどこに案内されるのかなと思ったら、奥へ奥へといきます。そして案内された場所は...
「こちらになります」
え、え、え!!!!
そこはなんと最前列、中央!
ステージまで50cm! 足を延ばせばステージを蹴ってしまうほど。
もう着席した瞬間から興奮MAX!!!
だってこのマイクスタンドのところに立つのですよ、森高千里さんご本人、25年憧れ続けていた人が!
もうソワソワして落ち着かないことこの上なし。2回目の公演だったので、1回目も参加したという「森高千里の部屋」の方から事前情報を共有。どうも初回のこの位置の人は緊張して横向いたままだったらしく、森高千里さん本人もそれが気になって緊張気味だったとのこと。まあ普通緊張しますよね、でもそれ聞いて安心しました。
私はステージをガン見、森高さんから一瞬たりとも目を離しませんよ!
左隣りの人もテーブルに案内されるなりあまりの良席に最初絶句、声をかけてお互いに盛り上げましょうと意気投合。打ち合わせはバッチリです。
ここCOTTON CLUBはお食事も目玉。しかしこの良席に座った今、お食事は一種の障害。出た瞬間からやっつけないとなりません。
美味しそうなアミューズも1口でぺロリ。まだライブ、始まっていませんけどね...
前菜も美味しいですが、それどころじゃありません。いつなんどきライブが始まるか分かりませんから、味わっているどころじゃないんです。本来はだいたい料理が終わってからライブが始まるそうですが、どうやら食事がおしているらしく、開演時間を過ぎてもまだ前菜まで。トイレにいくタイミングも掴めません、もうこのまま待つしかありません。
そしてついに、ライブが開始です!(ここから写真禁止)
最初の曲は岬! これyoutubeの200曲カバーで好きになったもので、これだけでテンションマックス、そして・・・
ちかい、ちかい、ちかい!
美脚、美脚、美脚!
かわいい、かわいい、かわいい!
マジで卒倒する3秒前!
お隣さんとため息をつきながら、その素晴らしい歌声に、数メートル前に存在にという奇跡に酔いしれました。ここまで近いともはや毒です。私と森高千里を遮るものはマイクスタンドと手に持つマイクのみ、という状態。ええ、ありえません。どんなコンサート、ライブであってもここまで近いことはないでしょう。
岬、休みの午後を歌いおわり、乾杯へ。今回のライブを記念して森高千里オリジナルカクテル so blueを作ったということで、それを持ちます。
この距離です。乾杯です。
そうです、我々と乾杯です。
「カンパーイ」
の声に合わせてぐっとグラスをステージに突き出しました。すると、な、なんと森高さんが寄ってくる、こちらに寄ってくるではありませんか! ややや! これは直接乾杯チャンス!
すると私の視界の中に後ろからいくつものグラスが押し寄せてくる!(笑)
ちーん!
やった、やった、やった!
森高さんと乾杯しちゃったよ!
最前列テーブルの特権、森高千里さんと直接乾杯。
どんなコンサート、ライブであっても、森高さんと乾杯することはなかったでしょう。このグラス、持って帰りたい! 金なら出す、売ってくれ!(参考までに、当然ダメでしたw)
改めてテーブルの同士と乾杯、喜びを共有しあいます。本当に皆様ありがとうございました! ってまだライブはじまったばかりです。
距離が近いのはすごいんです。もうね、視界のすべてが森高さん。顔を見れば上半身だけが。足をみれば下半身だけしか見えないんです。
今回はじめてあの美脚を生でみたのですが、その美しすぎる造形美に溜め息しかでませんでした。完全に現役時代、最盛期と同じ曲線美なのです。昨年活動再開し、TVやyoutubeでみると少しふっくらしたかな、と思っていたのですが今年に入ってぐっと絞ってきて、遂にはレーザーディスクでみていたあの足そのもの。明らかに足だけみていると変態なのですが、いやこれは彫刻ですから、美ですから、石膏で型をとって美術館に収蔵すべきですから。
それを肉眼4K画質ですよ。
煌めいている、輝いている、もはや私のために歌ってくれていると錯覚するほど。私と森高千里の二人だけでカラオケに来たかのよう。
「森高さん、森高千里の歌、うまいね~」
だって本人ですから。
天井をみるとライトが吊り下げられていて、もしここで地震がおきてライトがぐらぐらして落ちてきたら、
「大丈夫か? 怪我はないか?」とダッシュで森高さんを救い、
「あ、あなたは?」
「ゼロゼロセブン、ゼロゼロセブン、ゼロゼロセブン」
「きゃーかっこいい!」
とイメージトレーニングという名の妄想はバッチリ(古今東西「大冒険」より)。そんな距離。
まさに夢をみているかのよう。
そして何かのためにと思って持ってきたアルバム LOVE。森高さんがMCでアルバムの紹介をしたので、すっと両手で頭の上に掲げます、そう、まるでゼルダの伝説のトライフォースのように。
すると森高さんが近寄ってきて持ってくれました! 持ってくれました!
「これはvol.1ね。4巻全部買った?」
「はい、全部買いました!」
話しかけられちゃった! 話しちゃった! CDに指紋ついちゃった! 鑑識、こっちだ!
【Amazon】 デビュー25周年企画 森高千里 セルフカバー シリーズ "LOVE"Vol.1 [DVD]
【Amazon】 デビュー25周年企画 森高千里 セルフカバー シリーズ "LOVE"Vol.2 [DVD]
【Amazon】 デビュー25周年企画 森高千里 セルフカバー シリーズ "LOVE"Vol.3 [DVD]
【Amazon】 デビュー25周年企画 森高千里 セルフカバー シリーズ "LOVE"Vol.4 [DVD]
乾杯に続いて、CDまでも。はぁ、最前列中央って凄い、凄い、凄い!
そして楽しい夢のような時間はあっという間。最後の曲、memories、そしてアンコールはこの街。
アンコールのMCでも
「(オリジナルカクテル)飲んだ?」
「飲めなかった」
「どうして?」
「緊張で」
「あら嬉しい」
「来年もしやったら、また来てくれる?」
「もちろん!」
と我々のテーブルと会話してくださって、もうね、なんというか、女神、現人神。アイドル=偶像という意味が理解できました。もし森高千里が天皇だったら、御行幸して我々国民に声をかけてくださった、という位。そしてこのまま死んでも、
「オレの人生、楽しかったな...ガクッ」
とニヤニヤしながら死んでいったことでしょう。幸い、まだ大丈夫です。来年また会う日まで、死にはしません。
実は森高千里ライブはこれで2回目。中野サンプラザライブでは前から5列目に引き続いての奇跡。20年前にライブに行けなかった、行かなかったという人生の後悔をこの1年で一気に取り戻して、いや凌駕したほどです。
17才、GET SMILEといったノリノリのナンバーはなく、しっとりとしたバラードが中心のディナーショー。そんな雰囲気にあう曲を20代で歌っていた森高千里の曲の広さ、深さが年を重ねても輝きを増す秘訣でしょう、華麗なる加齢。デビューアルバム、10代に背伸びして歌っていた曲をを今歌うと、これがまたいい雰囲気なのです。セルフカバー、この企画は素晴らしい! 昔はよかったね、ではなく、今もいいね、いや今だからこそ曲が、森高千里が映えます。
人生の最良の日となりました。森高さん、そして回りの皆さん、ありがとうございました!また次の機会にお会いしましょう!!
オリジナルカクテル
so blue
気分爽快
ノンアルコール
爽快
セットリスト(12/13 2回目)岬
休みの午後
- MC -
今度私どこか連れてって下さいよ
so blue
- MC -
ジンジンジングルベル
銀色の夢
ライター志望
- MC -
雨
雨のち晴れ
memories
- アンコール -
この街
(記憶を頼りに記載、間違っていたらすみません)