そろそろ5年です。
車検を2013年2月に迎え、延長保証も切れるという時期になってきました。車はどうしても劣化していくものなので、費用さえ目をつむれば新車がいいに越したことはありません。一方で品質向上により、昔のように6年くらいから壊れるといったものでもないので、慌てる必要がないのも事実。町でみかけるセダン、クーペ、スペシャリティ、スポーツ系は全部10年20年落ちは当たり前。調子が多少悪くとも日常使用には問題ありません。
ということで至って快調なうちのMINIですが、快調がゆえに買い替える「必然性」がありません。しかも走行性能も、実用性もうちにはピッタリ。175馬力のターボエンジンはストリート、峠から高速巡航までパワフルにこなすし、長いホイールベースで荷室も必要十分。高速安定性も高く、鈴鹿往復や三陸往復もまったく疲れ知らず。はっきりいって文句のつけどころがありません。
荷物の積載性ですが、たしかに最近はやりのミニバンやコンパクトカーと比べると高さも奥行きもないのですが、最近荷物を運んで気付きました。このサイズがなんと、賃貸住宅のドア、階段の幅にピッタリなのです。
つまり、クラブマンに入ればドアを通って、階段を上がれるし、逆に入らなければいずれにしても家の中に入れるのは難しいのです。
この他にもキャスター付きの椅子も組み立てた状態で入りました。
買う前から気になっていた6速ミッションだけは慣れず、このミッションだけどうにかなればなあと思っていたのですが、マイナーチェンジ後のクラブマンではバルブトロニックのおかげかクリープも弱まり、洗練されていました。
これで燃費が極悪とかいうのであればまた考えますけど、街中で10km/L前後、高速で12km/L以上、燃費運転すれば16~20km/Lまで簡単に伸ばせるのですからこの優等生めという気分です。
唯一気になるのは次期クリオ(ルーテシア)RS。同じく1.6Lターボにダウンサイジング、200馬力を発揮するエンジンと組み合わされるのは、憧れのデュアルクラッチミッション。パドルシフトが装備され、ルノースポールがチューンするとなればその性能は折り紙つき。
今回は5ドアしかラインナップしてないそうで、リアドアが不要な私としてはそこだけが残念ですが、アルファなどと同じくリアドアのノブは隠されてデザイン上は2ドアっぽく、すっきりしてます。
次期クリオが日本導入されるのは来年なので、車検時期には間に合いそうにありません。それ以上に先立つものがないという、切実な財政状況もあるので、このままなし崩しで6年目突入になりそうな気配です。