▼宮城県の松島~三陸に行ってきました ([の] のまのしわざ)の続き。
夏は短い。
うかうかしていると子供の夏休みも終わってしまうので、無理やり時間を作って2泊3日で宮城県松島まで行ってきました。当初の予定ではフリー切符を使ってレンタカー、というのを想定していたのですが、日程がお盆のフリー切符適用期間外となってしまったので、うちの新幹線、MINI Clubmanで高速道路を使っていきました。
平日朝出発だったので今回のルートはなんと圏央道+関越+東関東道で東北道にいくという遠回りルート。ただ一切渋滞がなかったのがよかったですね。ちなみに今回使ったナビはホンダの提供する iPhoneアプリ、「インターナビポケット」有料版。ホンダユーザーなので1か月無料お試しがついてます。
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朝6:30に出発し、11:30くらいには松島海岸手前まで着けました。が、松島おそるべし、付近の道は大渋滞。お盆パワー、松島パワーをみせつけられた思いです。
しかし賑わっているのは松島海岸の中心部のみ。ひとたび車を野蒜方面へと走らせると、そこは被災の爪痕がくっきりと残っていました。
津波跡が駅名表示板の上あたりにあったので、津波の高さはそれくらい、もしかしたらもっと上まできていたのかもしれません。プラットフォーム上にたくさんの汚泥が積もっていましたが、災害派遣された在日米軍の手によって撤去されました。
架線は落ち、運行はもちろん復旧の目途も立たず。代替バスが運行されていますが、その向こうの橋の欄干、街灯は未だ被災したままです。
ここ野蒜は比較的外洋に近いため甚大な被害をこうむりましたが、松島海岸中心部は多くの島によって消波されたのでしょうか。
海岸近くの松島水族館で約1.8mの津波で浸水、施設が大きな被害をこうむったものの動物たちはその時点では無事だったということです。ただその後停電、ポンプが水没したことにより様々な問題が発生、再開まで苦難の日が続いたそうです。今では通常通り営業、賑わいを見せていました。
水族館の中にミニ遊園地があり、子供は大満足。ロケットはなんでも40年稼働しているのだとか。だいたいどれも200円。
水族館でたっぷり遊び、お土産のぬいぐるみまで買って上機嫌の子供のお次の目当ては遊覧船。かもめのえさ、かっぱえびせんを携えて乗船です。
えびせんを長くもち、手をさしだすとカモメが飛んできてくわえ去るという手順。船内でもかっぱえびせんを売っているので、いくらでも買えます。
松島の素晴らしい島々を堪能するつもりが、すっかり餌やりに夢中になってしまいました。あろうことかGPSロガーの起動すら忘れてしまい、どこをどう走ったのかサッパリ分かりません。なおスピーカーから船内アナウンスがあり名所をガイドしてくれます。
ということで、松島観光はまだまだ続きます。
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