「気になるステアリングの中立:S2000ハンドリング・快適性向上の長い道のり(6)」で指摘したグネグネ感。
気になるステアリングの中立:S2000ハンドリング・快適性向上の長い道のり(6) ([の] のまのしわざ)そしてそれもあるとは思うのですが、最近気になるのがステアリングの中立のヨレ。
先日乗ったフェラーリ・チャレンジストラダーレの後に顕著に感じて、これは値段の問題だろうと思ったものです。ところが先週たまたまルノー・新メガーヌRS TROPHYに乗ったのですが、こちらのステアリングもシャープで、やっぱりS2000のステアリングがグネグネ感タップリ。これは値段の問題ではなく、何かの作りの問題なのでは、と逡巡しています。ということで考えられる問題点をいくつかあげてみます。
ミシュラン・パイロットスーパースポーツにして、同じタイヤを履く新メガーヌRS TROPHYと同じ道路を乗り比べたところ、特に問題がなくなったことを確認しました。
▼S2000用ミシュランタイヤ・RAYS鍛造アルミホイール CE28N、TE37の重量 ([の] のまのしわざ)
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つまりグネグネ感の主要原因はタイヤにあったということです。
ワンダリング、轍にとられるのは主にフロントタイヤが角ばっていること、グネグネ感はリアタイヤが暫定で16インチタイヤになっていたことで、タイヤの剛性、バネ係数によるものだったのではないかと推察します。
ミシュラン・パイロットスーパースポーツはしなやか、轍があってもその轍にタイヤがしなって密着する「大福もち」感覚で、ハンドルがとられそうになる嫌なフィードバックがなくなりました。
同じタイヤで同じ道を走って、新メガーヌRS TROPHYと同じようなフィールだったので安心。路面にコンタクトしているのはあくまでもタイヤなのですが、改めてタイヤの重要性を認識しました。
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