元格闘家、須藤元気さん率いる「WORLD ORDER」が最近お気に入りです。
(2011年7月10日、ロスで開催されたマイクロソフト主催WPC2011のオープニングイベントに出演した際のパフォーマンスPV)
スローモーションと通常モーションが混じったような不思議な動作、団体行動、ロボットダンスなど。音楽性、リップシンクともあいまって一部には「男版Perfume」と呼ばれることもある模様。
【Amazon】 Spring of Life
さて Perfumeの新曲「Spring of Life」がリリース直前。PVの一部が公開されています。
今回のPVでは Perfumeがロボット(アンドロイド)になっちゃった!?というコンセプトでの映像。もともと Computer Cityや Secret Secretでもあやつり人形的フリがあり、その点からもごくごく自然なのですが、今回はそのコンセプトを一貫して確立しています。
こういったロボット的動きは WORLD ORDERともよく似ています。そうなってくると期待したいのが、 WORLD ORDERによる Perfume「Spring of Life」のカバー!
というのも WORLD ORDERは trfの名曲「BOY MEETS GIRL」をカバーしているから。
「ボーイミーツガール」ということで、合コンをネタにした映像なのですが、動きもストーリーも完成度高くて非常に見応えがあります。ぜひこれで Spring of Lifeをやってほしいのです。
それにtrf「BOY MEETS GIRL」とほぼ同時期に出た名曲「Survival Dance」といえばPerfumeライブ、P.T.A.コーナーでの定番。
近いっ!
ということで、Perfumeと WORLD ORDERはかなり近い位置にあるのではないでしょうか。
それはともかく、Perfume JPNツアーの「JPNスペシャル」の映像のコンセプトは日本のおかれている状況を表現、そして現状を打破していくこと、大きな傷を負ったからこそ、大きく成長できるはず。
▼Perfume JPNツアー@さいアリ初日参戦レポート:私たちが出来ること、とは ([の] のまのしわざ)
WORLD ORDERが世界で認められ海外でパフォーマンスをしたように、Perfumeも今年から本格的に海外へ展開、そしてパフォーマンスをするようになるのでしょう。これは日本を捨てて海外に逃げるのではありません。
あ~ちゃんが愛媛武道館ライブで
「日本がこんなに元気なんだよ、ということを世界に伝えたい」
「日本の活動をやめることはないし、日本のファンが大事なことに変わらない」
「私たちは日本人で、日本のファンが(海外進出を)イヤだと思ったらすぐ止めるから」
といったように新しい挑戦であり、日本代表としての自覚をもって、日本の文化・芸能を正しく海外に伝えるメッセンジャーとなる覚悟です。正しく伝わってこそ正しく「コミュニケーション」がとれるというもの。
偏見や先入観に満ちた情報では正しくコミュニケーションができるはずもありません。そのためには日本にいて日本で発信するだけではなく、海外に出ていくしかないのです。ただどこにいったとしても故郷は日本であり、広島であること。これは Perfumeにとって揺るがない、一本筋が通ったアイデンティティなのです。
Perfumeにはどんどん海外でパフォーマンスをしていっていただきたい!
その際はまた追いかけていきたいです。