トヨタ86は車高があまり下げられない? トヨタ86、スバルBRZ 詳細スペック&価格

DSC_4842

スバルBRZ、トヨタ86の詳細スペック&価格が判明しました。

リジット BRZ 開発日記

・全長:4240mm
・全幅:1775mm
・全高:1285mm
・ホイールベース:2570mm
・フロントトレッド:1520mm
・リアトレッド:1540mm
・最低地上高:130mm
・乗車定員:4名
・車両重量:1220kg(代表型式参考値)
・最小回転半径:5.4m

エンジン型式:FA20
ボア×ストローク:86×86mm
総排気量:1998cc
圧縮比:12.5
最大出力:200ps/7000rpm
最大トルク:20.9kg-m

燃料タンク容量:50L

ギア比
1速:3.626
2速:2.188
3速:1.541
4速:1.213
5速:1.000
6速:0.767
減速比:3.727(競技ベースグレード、標準グレード)
     4.100(標準グレードオプション、上級グレード)

タイヤサイズ
205/55-16(競技ベースグレード、標準グレード)
215/45-17(標準グレードオプション、上級グレード)

まず驚くのは車両重量が1220kgと比較的軽量なこと。ボンネットがアルミ、という他特に軽量素材は使っておらず、エアコン付きの2リッターFRとしてこの数値はかなり優秀です。

トヨタ86、スバルBRZの6速ミッションはアルテッツァと同一のAZ6で確定 #TMS2011 ([の] のまのしわざ)

アルテッツァと同じトランスミッションAZ6を使うということで心配されたギア比ですが、きちんと専用設計されクロスレシオもなかなかのもの。

6速がかなり離れていますが、ここは高速巡航、燃費を稼ぐためのオーバードライブと割り切って使いましょう。そのおかげで100km/h走行時、標準ファイナルギアで約2400回転、上級グレードまたはメーカーオプションLSD装着時の4.1ファイナルギアでも約2700回転とかなり低いです。

気になる価格は以下の通り。

トヨタ 86、価格は199万円から---受注開始 | レスポンス (ニューモデル、新型車のニュース)

86のグレード展開は“カスタマイズグレード”とされる「RC」が199万円で、これはエアコンレス、バンパー無着色のレースやカスタムカーのベースグレードとして提供される。その他、標準グレードの「G」が241万円、上級グレードの「GT」が279万円、さらに上級パッケージの「GT“Limited”」が297万円。6ATは7万〜8万円高だ。

Gグレードに適用されるおもなメーカーオプションとして、3本スポークステアリングホイール、シフトレバーノブ、パーキングブレーキレバー(本革巻き)が1万9950円、トルセンLSD(6MT)が3万1500円、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(LEDクリアランスランプ付)+コンライトが8万7150円、スポーツアルミペダルが6MT:1万2600円、AT:9450円。いずれもGTグレード以上には標準設定か。

リジット BRZ 開発日記

・最低価格車両 トヨタ86 RC \1,990,000

・エアコン付最低価格車両 スバルBRZ RA+エアコンオプション \2,257,500

・4.1ファイナル装着最低価格車 トヨタ86  G+トルセンLSDオプション \2,441,500

・17インチアルミホイール+フロント16インチキャリパー仕様最低価格車 スバルBRZ R+パフォーマンスパッケージ \2,604,000 ←アルファ購入車両

バンパー未塗装、エアコンレス、鉄ホイールのRCグレードは199万円と噂通り200万円を切ってきました。一番売れ筋の中間的グレード BRZ Rは247万8000円と約250万円。これにヘリカルLSDを含む4.1ファイナルギア、17インチタイヤ・アルミホイールのメーカーオプション(+12万円)をつけると約260万円です。

トヨタ86とスバルBRZでは基本仕様は変わりませんが、ナンバー付き競技車(ジムカーナ車両)、合法改造車を製作する場合の注意点としてはウィンカー位置の違いがあげられ、トヨタ86はウィンカー位置が低いため車高をあまり低くできないとのこと。

DSC_4820

思わぬ情報: 某社長ブログ

最低地上高規定の90mmに合わせると、

トヨタ86はこの規則に抵触する可能性が高いとの事ですので

車両制作時には留意が必要となります。



車高はギリギリ下げれば良いというものではありませんが、

限界まで試せないのは、やはりハンディになります。

リジット BRZ 開発日記

某ジムカーナ関係者から情報によると、
トヨタ86(ZN6)はウインカーの位置の影響により、
車高をギリギリ下げると保安基準に抵触する可能性が非常に高いとの事です。

情報では標準位置から25mmダウンが限界とのことなので、
計算上では最低地上高は105mm程度が下限になります。

保安基準適合が絶対条件となる競技車両制作時には十分に留意して下さい。
(この情報を受けて、某ジムカーナ関係者は86をキャンセルしてBRZに変更したそうです。)

なお、BRZのウインカーはヘッドライト横にありますので一切問題は発生しません。

ストリート仕様であれば-25mmが丁度いいくらいではないでしょうか。ただコンマ秒にかかわってくる競技車両となれば10mmの違いでもシビアにならざるを得ませんね。

車検対応ギリギリのシャコタンにしたい場合はスバルBRZをどうぞ。