帰ってきたバッソな音! 東和電子 Olasonic(オラソニック)の小型デスクトップスピーカーで手軽にクリアなサウンド

すみません、今まで黙っていて。実はここ数カ月、Olasonic(オラソニック)のスピーカーをモニターして、いい音をタップリ堪能していたんです。

なぜ今までエントリーできなかったかというとリアルデスクトップ(机の上)が余りにも乱雑で写真をとるにとれなかったから! 年末の大掃除で片付けてかなり綺麗になったので、ようやくお披露目できます。じゃ~ん。

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モニタでかっ!

こちらはうちで定番の40インチ液晶TV、HDMI接続で拡張モニタとして使用中。どちらも1920x1080のハイデフで、作業快適です。

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まずご紹介するのは白いやつ、以前「iPhone/iPod/PC用スピーカーの大本命! 東和電子 Olasonic(オラソニック)TW-D7IP 発表 ([の] のまのしわざ)」でご紹介した iPhone/iPod用スピーカー。

【Amazon】 Olasonic iPhone/iPod用ドックスピーカーシステム TW-D7IP(W)
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▼メーカーサイト⇒Olasonic TW-D7IP(W):ドックスピーカー:Olasonic

白 iPhoneとマッチする白筺体です。

TW-D7IPの主な特長

1.iPhone/iPod用ドックスピーカーとして最高グレードの音質を実現
2.パソコンからiPhone/iPodへの楽曲転送が可能
3.USB接続により高音質パソコン用スピーカーとして使用可能
4.リモコンによりiPhone/iPodおよび本機の操作が可能
(電源、音量、ファンクション、バスブーストおよびMUTE機能)
5.パソコン(USB) から、またACアダプターによる電源供給の2電源対応
6.USBに加え外部機器接続のためのアナログ入力端子装備
7.高性能DACと専用ヘッドホンアンプによる高音質再生
8.SCDS方式採用により4.2Wの低消費電力で10W+10W(ダイナミックパワー)を実現
9.パッシブラジエータによるサイズを超えた重低音再生
10.スピーカー・エンクロージャーとして理想的な卵型キャビネット

つまりですね、iPhone用スピーカーとして考えられる機能を全部詰め込んだ多機能モデルです。これ一台で充電から音楽再生、さらにはUSBスピーカーとして PCの iTunesやyoutubeの再生可能。もちろん iTunesとの同期もできます。

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次にご紹介するのは黒いガンダム...いやTV用スピーカー TW-D7OPT。

【Amazon】 Olasonic 薄型テレビ用高音質スピーカー ブラック TW-D7OPT(B)
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▼メーカーサイト⇒Olasonic TW-D7OPT(T):TV用スピーカー:Olasonic

ピアノブラックの筺体はTVのフレームとマッチしていて存在感をあまり主張しないのがいいところ。

こちらのTV用スピーカーは画面が大きくなった半面、薄型になりスピーカーの容量が逆に減って音がよくないという最近の大型薄型TVを補完するもの。ソニー的にいえば「キララな画像」に対する「バッソな音」といったところでしょうか。

音に対するこだわりは普通のオーディオINだけでなく、光端子に対応していることからも分かります。さらにTVの電源ON/OFFに連動するからいちいち電源スイッチを触る必要がありません。

私の場合、光デジタルケーブルでPS3に接続、torneで録画したビデオを視聴するのに大変重宝しています。torneに限らず、普通のゲーム、例えばグランツーリスモ5もパッソな音で聞けるのでエンジン音、エキゾースト、タイヤのスキール音などが本来収録されていたリアルな音で轟きますよ。GT5は映像が綺麗なだけでなく本物のエンジン音を収録しているのでクリアな音で聞こえるのは非常に嬉しいです。

TV内蔵スピーカーと音を比べればその差は歴然。もともと私が使っている液晶TVはスピーカーが4つ装備した上位機種からスピーカーを2つに減らした廉価版なので仕方がないのですが、世の中の液晶TVは薄型となりいい音がするスピーカーを入れられるスペースがないことや市場ニーズが少ないことからまさに肩身の狭い思いをしているとのこと。

しかしですよ、聞き比べれば一目瞭然、いや一聴瞭然。

こんなに色々な音がソースに入っていたんだ、とクリアな音に感動することうけあいです。特に高域の伸びがスゴイ。

低音もBASS BOOSTをかけることでよりクッキリと強調、このサイズのスピーカーとは思えないほどリッチな音を出してくれます。ええ、机が揺れるほどです。

音量自体は10W+10Wなのでさほどありませんが、深夜作業のBGMがメインの使用環境としては十分です。小さな音でもクリアに聞こえるので音量を下げてもとてもいいんですよね。

オーディオの基本設計は TV用も iPhone/iPod用スピーカーも同じなので、音質の良さは同様。お手軽にUSBスピーカーとして、そしてiPhone/iPod用外部スピーカーとして楽しめる上に音質がとてもいいんです。

で、ここで大問題(?)が発覚

CD買ってきてPCで最初リッピングするわけですが、その時再生する音はCDの音。そしてその後リッピングしたMP3データを主に再生するわけですが...

明らかに音が違うんです!

今までヘッドフォンして聴き比べてようやくわかっていたCDと 圧縮済みMP3の音質が、スピーカーだけで明らかになっちゃったんですよ。まさにいい音の功罪!

ハッキリいえば、ずっとCDで聞きたいほど。とはいえもはやCDは入れ替えするのは嫌なのでロスレスでリッピングしたくなります。

私は普段から音質を優先させ iTunes Plus(256kbps)でリッピングしているのですが、それでも音質の差は歴然。標準の128kbpsではさらに差が大きいはず。iTunes Music Storeからダウンロード購入したデータも通常128kbpsですから、本来もっている音とは違うことでしょう。とはいえマスターCDをもってないので比較することはできないから「こんなもん」として聞くしかありません。

そんなわけで改めてCDの音質の良さに脱帽です。音楽をCDで買う大きな理由のひとつですね。

音なんでどうでもいい、圧縮されたモソモソした音でいいって方は、コスパ最強なOlasonicのスピーカーは絶対に買わないで下さいね。絶対にね!

【Amazon】 JPN(通常盤)
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Perfumeもいい音になります。