「ヤマハ発動機サロンクルーザー SC-30 でセレブ気分(1)」のつづき。
今回はいよいよ豪華サロンクルーザーSC-30の操船ですよ、ワクワクドキドキ。なんてったって、浮かぶマンションですからね〜。ぶつかったら大変! といっても大海原ではなかなかぶつかるものはないのでその点は車よりも安心です。
普段乗っているのが18フィート、6m程度の小型モーターボート。今回のSC-30は約30フィート、10mです。なんだそんなに違わないじゃない?と数字上では思ってもコンパクトカー1台分長いと考えると、相当な違い。
しかも操船場所が2Fのデッキ上。この見晴らしがとてもよく、見える風景がまったく違います。
2Fへは右の階段を使ってエントリー。
海広い!
これが男の仕事場、いや男女の仕事場。GPS、魚探のディスプレイは中央に設置され、左右にタコメーターなどエンジンの計器が並びます。え、左右?
そうです、このSC-30はエンジンを2機搭載。ですからスロットルも2つあるんです。
普段使う場合は左右のスロットルをいっぺんに操作。なるべく左右のエンジン回転数があうように微調整をすると一番効率がいいそうです。
大きな違いはこれくらい。あとは回転数を3000回転に合わせてクルージング・・・
そして何が面白いって、このボートも普通に2級小型船舶で操船できてしまうんです。
しかも免許とりたての女性でも!
自動車でいえば、若葉マークの女の子がハイヒールはいてランボルギーニ・カウンタックを飛ばしているような感じでしょうか。地上ではヤバいでしょ、と思うことも広くて大きな海の前では些細なこと。
これだけ大きいと着岸が難しいでしょう?
でもご安心下さい。このSC-30には前後に「スラスター」がついていて、なんとカニのように
横移動ができるんです!
これさえあれば縦列駐車ならぬ、着岸もらくちん。だって船とめて、ジョイスティックを横に倒すだけで横に移動できるんですから。スラスターは前と後ろの2カ所についているので、それぞれを使えば斜めになっていても調整できます。
とはいえ、海の男たちはこんなスラスターなくても、普通にスロットルとハンドルさばきだけで着岸できちゃうんですね。すごい、カッコいい! 縦列駐車ができる男がかっこ良くみえる女の子の気持ちが今分かった!
さて実際の操船風景は動画でぜひどうぞ。安定感がまったく違い、いつのも小型モーターボートでは波があると思うところでも、まったく気にすること無く進んでいきますよ。
それにしてもボートって究極のオープンカーですね。風を体に受けてまさに気分爽快。2Fなので普段はかぶる波しぶきもまったく上がってきませんし、これは飛ばし放題ですよ。
SC-30のルートですが、巡航速度が高いために結構な沖合を走れました。
大きな地図で見る
この勢いなら本当に大島にすぐに行けちゃいそうです。もっとも大島にいくには1級小型船舶免許が必要。その点免許をレベルアップしたモーターボート女子部の和田さんなら大丈夫ですね。
普段絶対に体験できない豪華サロンクルーザーを操船しましたが、これはみんな憧れますね。日本は海に囲まれていて、本来ならもっと海に親しんでもいいはずなんですけど、ゴチャゴチャした狭い場所で生活しがちです。海に出ると、さーーーっと爽快、たまには荒波にもまれて自然の脅威を感じたり、波が穏やかなときはぶっとばしたりと非日常体験が気軽にできます。
やっぱり海いいですね! そしてデカい船はいいですね! 試乗体験ありがとうございました。
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v740gle
おおっークルーザーも始めたんですか。友人がクルーザーのクルーをやっていたときがあり、のりに来ないと誘われ、行ったことが。(船が大きく接岸に人手が足りなかった、)
何でも免許を取りに行ったとき、席の近くのおじさんが、一人だと大変だから、来ないと誘われ、クルーに、かなり馬鹿でかく昔モーターボートショゥというものがあり、展示場外に設置されている船と同じ大きさで海面から3階建ての高さがあるので飛び込まないよう注意を受けました。
確かに地上と違いぶつかるものは無いと思うでしょうが、なんとクルーザーのオーナーと友人地図を広げてなかなか出航しません、詳しく聞くと、この前の船は東京湾を爆走中浅瀬に乗り上げ助けてもらったということでした。それ以来海図で確認することになったと。バブルのころのお話ですが。
長くなってすみません
tnoma
いやいや、ボートですよ。レンタルボートですしw
接岸に人手がいるって、それは相当の大きさだったんでしょうね。すごい。
今も浅瀬要注意ですが、GPSと魚探のおかげでずいぶんと楽です。水深がわかるので魚探なしには走れませんね。
v740gle
沈めそうになった船は4級の免許といっていたので、同じぐらいと思います。
大きな船は1級でもやっとの大きさみたいなことを言っていたので。
そのために、魚探が付いていたんですね。何でついているんだろうと思っていました。