ミニ四駆:スーパーえのもと杯 2011 チャリティー&チャレンジ・チューン部門参戦レポート

今回は苦手なチューン部門のみのエントリー。なにが苦手って、チューンモーター部門はすべてにおいてハイレベルな仕上がりが要求されるためです。例えば

・超大径タイヤ
・モーター育成
・電池育成
・シャーシ(井桁)
・軽量化
・ベアリング

などなど。いわゆる「井桁超大径」マシンが主流で、ピンうちでベアリングを装着するなど作りこみが光ります。そんな中私はどのアイテムも満足にできていません。かといって全部を着手する余裕もないため、まず今回は「超大径タイヤ」を製作することにしました。が。

ミニ四駆:超大径タイヤ製作に挑戦、撃沈の巻 ([の] のまのしわざ)

このありさまです。

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しかもスーパー2シャーシに組み込んだところ、フロントバンパーが当たったために本来使おうとおもったスーパーX用ナロートレッドホイールが使えず。フロントだけがワイドトレッドになっていまいました。いや、もう0時越えてたので無理w

・・・

そんな状態でさて走行開始です。

練習走行は40.6秒。

1本目走行は40.7秒。

2本目走行は40.9秒・・・あれ、だんだん遅くなってる?

シリコンタイヤにごみがついてグリップが落ちているのかもしれません。そして走行状態をよくみると、、、

なんだか小刻みに上下動してます。

ん、もしかして? そうです、超大径ホイールの真円を出したはずが、それはあくまでもワークマシン上での話。組み込んだシャーシ上では4輪の中心点がまちまちなためにブレが生じてしまいました。丸穴ベアリングでガタがあるのでそこがサスペンションのように上下動しているようです。まあ簡単にいうと、

はい、やりなおし

ですw

午後はベアリングを交換、フリクションを減らしフロントアンダーガードをとって軽量化。周回ペースは39秒台になったのですが、

コースアウト!

コースアウト!

タイムを残せませんでした。この程度のスピード域でコースアウトするのは、そもそものローラーセッティングがなってないというのが大きいです。

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・・・

レース自体は実にハイレベル。秒速7mを超えるマシンがぞろぞろでて、予選20位以内に入るにはそれ以上のタイムが必要です。トップは33秒~34秒台の争い、コンマ数秒での戦いです。

先頭集団からちょっと離れて、中盤グループ、そしてさらに第三集団とここまでがすべて秒速7m以上。予選通過に辿りつくまでもまだまだ長い道のりですなあ。

・・・

4本の予選のあと、上位20名による決勝タイムアタック。2ラップ2本でタイムを刻まなければいけませんが、これがなかなか厳しい。蒸し暑い午後は午前とコンディションが変わったせいか、全体的にコースアウト多数、タイムは下がる一方。

そのため優勝候補選手が2本コースアウトでタイムが残せないなど、とても見応えのある展開となりました。同じセッティングでも入ったり入らなくなったり。気温上昇はあなどれないです。

レースのあとは2本のタイムアタックレース。こちらでは憂さ晴らしかのように予選同様の1ラップのタイムアタックが行われました。こちらもなかなかコースアウト続出でしたね。

・・・

約40名で行われた今回のレースは進行もタイムスケジュールどおり、とても順調に行われました。参加者も慣れたもので、入場するなり机、椅子をセットアップするなど運営への惜しみない協力に助けられました。今回も参加者の皆様、スタッフの皆様、そしてえのもとさんおつかれさまでした。

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次回のスーパーえのもと杯は8月に予定されているので、楽しみです。今度はテーブルトップがあるとかないとか?

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