超大径の道は一日にしてならず。
ゴム輪や 兵どもが 夢の跡。
ゴム破れて山河あり。
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スーパーえのもと杯、チューン部門に挑戦するべく超大径タイヤを作ってみようと挑戦してみたのですが、この有様です。ええ、どうのもなりませんでしたとも。
失敗は成功のもと、以下ききかじりメモ。
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・大径ゴムタイヤは割れることがある
瞬間接着剤を垂らすと縮んで割れる
割れにくいのは着色ゴム、ハード系のタイヤ
・瞬間接着剤は粘度が低いものがいい
マッチ○アのがいいらしい
ペットボトルキャップに大径タイヤをかぶせて煮込むと大きくなるうえ、ちょうどギザギザに接着剤がしみ込む
スティックノリでも可
・ダミータイヤは接着しなくてもOK
かぶせるだけでいい。とれるようなら両面テープ
・タイヤの真円を出すのは難しい
最後の仕上げは実車にて
・デザインカッターの刃が加熱すると切れなくなる
シリコンを垂らすといい(粘度が高いものがベター)
大径タイヤ製作工程表(仮)
・大径タイヤをペットボトルキャプに装着
・ローハイトタイヤ、大径タイヤを煮込む
・ローハイトタイヤと大径タイヤを接着(溶着)、一体化
・必要なサイズにカット(半分くらい)
・本番ホイールに組み込み、接着
・壁を削ってカタチを出す
・本番シャーシにホイール装着
・35mm以下に削りつつ、真円を出していく
・ダミータイヤ(スポンジタイヤ)装着
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次回はもっと綺麗に作れるといいな。
匿名
超大径を作るとき割れるところですが、実は決まったところが割れます。
タイヤをよくよく見てみると分かるのですが、真横に1本(つまりパーティングラインに直行して)うっすら線が入っています。
4つあるゲートのうち、どれか1つの近くにあるので、視力が正常ならば見つけるのはそれほど難しくないと思います。
ここが何か、成型時の一種の接合面になっているのかして弱く、超大径を作るときだけではなく劣化が進んだ場合もここから割れます。
瞬間接着剤には結構強力な溶剤が含まれていて、低粘度のものには粘りを下げるために溶剤が多量に含まれているので割れやすいのです。
特に、超大径にするときはタイヤを伸ばすために無理なテンションがかかっているのでなおさらです。
コレを防ぐためには、タイヤを熱湯で数分程度過熱してからはめると(つまり伸ばす前に暖める)負担が減り、低粘土の瞬着を使用しても割れにくくなります(物によっては割れますが)
伸ばした後もう一度暖めるとほとんど割れません。
ハードタイヤやカラータイヤが割れにくいのは、おそらくシリコン系素材だから。
耐薬品性が強く、素材も安定しているのが強みですが、安定しすぎていて干しタイヤにしようにもほとんど劣化しないのがある意味欠点ですね。
後、逆転の発想で、インナータイヤにリアルミニ四駆のタイヤを使えばもともと溝が彫ってあるので瞬着が染み込みやすいですよ。
tnoma
コメントありがとうございます。
なるほど、参考になりました。次回試してみたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!(その時は是非お名前を・・・)
蒼空
すみません、いつも某匿名掲示板に書き込んでるもので名前を入れ忘れてましたorz
ついでですが、もう少し補足しておきます。
タイヤの横線部分なのですが、伸ばす時ここから伸びる傾向にあるようで、そのためここが一番薄くなるようです。
なので、インナーの横線部分とアウターの横線部分が180度反対側に来るようにすれば初めから厚みの差が出来にくく、削るときも精度が出しやすくなります。
それから、リアルミニ四駆のタイヤを使う理由ですが、溝があるということ以外にタイヤの厚みがちょうどいいということもあります。
大径ホイールに伸ばしてはめると、超大径のインナーとしてかなりいいサイズになり、アウターの大径タイヤをはめると35mmより少し大きいくらいになります。
少しオーバーする分、精度を出すために加工するので
ちょうど良かったりします。
tnoma
> 蒼空さん
詳細の説明ありがとうございます。とても参考になります!
パーティングラインを逆側にするのはよさそうですね。次回試してみます。リアルミニ四駆のタイヤもよさげですねw
ワクワクしてきました。上手く作れるといいんですがw